COMBO RDTA
by IJOY
ぶっちゃけ普通のビルドをして普通にVAPEをしたい人には勧められるものではないですね。少なくとも私はそう思います。確かに初心者でもビルドはしやすいですが。コイルアーティストやトリッカーやミストを大量に出したい人だけに読んでいただければと思います。長いし。ただ、後半にタカユウ最高傑作のラウンドワイヤービルドが載ってるのでそれだけは必見。タカユウより。
スペック
- サイズ:25×53mm
- 重さ:80g
- 素材:ステンレススチール/ガラス
- RDA、RDTAとして使用可能(RDAは別途オプション)
- 無段階可変エアホール
- タンク容量:6.5ml
- ハイブリッド接続可
25mmですね。25mmかぁ。25mmなぁ。このタイプで最近やたら多い24mm、25mm径。そして似たようなコンセプトのRDTAが私の弱い脳みそでも2つほど浮かんできます。それだけ支持があり、一つの完成された姿がこういうスタイルなのかもしれません。
ただ、正直あまりこのサイズで使えるMODを持ち合わせていないのですよね。
確かにデッキもその分スペースが広く確保できるので様々なゴツイビルドも可能となるのですが、私自身そんなにゴツいビルドをするわけでもないので、特段必要かどうかと問われると答えに困ります。
「一つ・・・あれば・・・いいかな」
開封
付属品
- 1×本体
- 1×IMC3デッキ
- 1×IMC-COIL プリメイドコイル
- 1×510アダプター
- 1×510ドリップチップ
- 1×予備ガラスタンク
- 1×シングル用スペーサー
- 2×プリメイドクラプトンコイル
- 2×ドライバー
- 予備パーツ
盛りだくさんですね。
なんだかよくわからないものもあるかもしれませんが、少しずつ説明していきます。
本体外観
まずエンブレムのようなマークが目をひきます。これがなかなかカッコいいです。
そしてゴールドのリング。一点豪華主義のこの仕様は普段のコーディネートにも取り入れたいくらい映えるものだと思います。アトマイザーのカラーはこのシルバーのほかにブラックもあるのですが、ブラックも黒×金という鉄板の組み合わせを実現してくれます。
僕こういうの嫌いじゃないです。
ハイブリッド接続が可能なポジティブピン。
爆煙VAPER御用達のこのワイドな吸い口。
これはオプションを装着すれば510接続のドリップチップも換装できます。
こうなりますが、このアトマイザーの特性上、ワイドのままのほうがしっくりくるような気がします。
「そのデカい図体してドリチそれ?ギャップ萌えするタイプ?Ha?」とか思われそうなので僕はこれはあまり好みではありません。
エアフローコントロール
この細長い穴がエアフローコントロールです。これが2つもついているんだからその全開ともなるとほぼ呼吸レベルです。まさに爆煙を体験したいがために作られたと思われる仕様。
無段階調整なので、もちろんタイトドローも可。このビッグスケールアトマでタイトドローにするかどうかは別にして、タイトドローも可。
バラす
パーツは多く感じるかもしれませんが、特に難しいこともないので容易にバラすことができます。
デッキの種類が豊富
初めからセットされているいわゆるクランプ型のデッキ以外にも、オプションで様々なデッキが用意されており、その数なんと8種類。
これだけ揃っていれば9割くらいの方の希望は叶うでしょう。緑のチェックがついているのが付属されているデッキです。
扁平コイル、極太コイルなんでもござれですよ。
同梱のデッキだけでもだいぶ使い勝手はいいと思いますが、こだわりが強い方は是非お試し下さい。
イージーリキチャ
いくつかのアトマイザーで採用されていますが、トップキャップを上に少し引き上げるとタンクへアクセスできる穴が出現します。
この広めの穴にスポイトなりユニコーンなりを挿入してチャージします。子◯に精◯をぶち込むようなイメージでやると興奮するんですか?僕はピュアなのでそんなハイレベルなこと考えたこともありませんが。
ビルド
デッキがこんなスペースあるので、広々使えますね!!
で、四隅?にコットンを落とすための穴があいています。
せっかくなので同梱されているコイルを使用してみたいと思います。
こいつね!!
Fused claptonかな?さっそくセットしてみます。
こんな感じになりました。せっかくなのでデュアルで。
位置としてはこのくらい下げてあげないとエアホールからのエアーが当たらないので下げ目にしたほうがいいかなと思いこのくらいにしました。
コイルがエアーに当たろうが当たるまいが関係ねぇ!!って人はもう少し上でもいいかもしれません。
さて、抵抗値はいくつかしら?
ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉぉ!!
こんな攻めた抵抗値のものくっつけてくんじゃねぇずら!!
このワイヤーいったいどんな構成をしてやがる・・・切れ端バラしたろ
極太幅広リボンワイヤーがこんにちは!!
こんなん抵抗値下がるに決まってますやん。
シングル運用推奨ですかね。むしろ初心者はデュアルで組んでの運用はやめておきましょう。デュアルで組むのであれば、バッテリーを並列で2本以上使用するMODが望ましいです。
しかしこのデッキでシングル?デッドスペースやばいね。って思われた方、鋭いですね。
そのための付属品があるニダ。これ見るよろし。
これを
こうじゃ(^ω^)デッドスペースを埋めるスペーサーだったのです。
こんな付属品があるとは意外にとても親切だと思います。デッドスペースを異様に嫌うVAPE界隈の方にうってつけです。
しかしこのタカユウ的に付属のワイヤーは抵抗値的に嫌なので使うことをやめました。やっぱりビルドは実用的でないとね。ということで自分で実用的なビルドすることにしました。
怒濤のクアッドコイル
さっき実用的なビルドをすることにしましたと言ったな。アレは嘘だ。
まさに外道
だが美しい
24G/2.5mmcore/18wrap/quad/0.34Ω
題「俺がメデューサだ」
下のコイルにセットしたコットンは1センチほど下に垂らし、上のコットンは短めにした上で団子状にし下のコットンと合体させます。これね、意外にもちゃんと上まで供給してくれるんですよ。
垂らしているコットンが短いので、供給のために斜めにしてあげるということが必要ですが。
冗談(本気)は置いてといて
とりあえず吸ってみるンゴ
ミストがクソほどでます。ミストの量が異次元すぎてもう味がどうのこうのというレベルではなかったです。
しかしワッテージを抑えて控えめに吸うとちゃんとおいしいミストを提供してくれます。やはりドリッパーに近い味で私は好みです。普通のビルドの感想はほかのブログで紹介していると思います。
味と煙量のバランスを考えると、MAXでもこれくらいのビルドでギリギリ実用的になるレベルです。むしろこういうビルドにしないとこの広いデッキの意味がないと思います。私は本来こんなに長いビルドは好きじゃないですが。。。しかしこんだけラウンドワイヤーのビルドばかりやってますが、一番おすすめなのは無難にゴツめのクラプトンでしょう。
実は28Gに28Gを巻いたゴツめのクラプトンでもビルドしたのですが、撮影する前に315Wで炊いたら一瞬で焼き切れちゃった。そして心も切れちゃいまいした。
315Wでファイアした私がバカでした。
供給
このタイプのRDTAでのコットンワークについては、私自身正解を見つけられていないのでなんとも言えませんが、コットンをデッキの穴×4からタンクの下に触れるくらいまでセットしてみたりしました。私としてはそれで問題なく供給できていると思います。
パターンとしては
- 4本のコットンをすべてタンク底部に触れさせる
- 4本のうち、それぞれ片方のみ底部に触れさせ、もう一方は短めに
- 4本ともタンクの半分くらいまでの長さ
- 4本とも3より短め
- 4本とも穴を覆うように置くだけ
- ワイヤーロープを使用する
選択肢としてはこんな感じだと思います。
個人的に思うところがあるとすれば、1については「漏れには強いが、リキッド残量がなくなった際のコットンが保持しているリキッドすべてを吸いきるのが難しい」という感じです。吸えたとしてもおいしくないです。
3と4については1に比べると漏れ耐性が低いように思います。
2はそれらの折衷案的な立ち位置かなと。和洋折衷的な。的な!
5についてはタンク内のリキッドをどう吸いきるかという課題がありそうです。Griffin25Plusなんかはこの運用をしていましたが、構成がそもそも違うのでアテになりません。
6はやったことがありません。ビジュアルとしては一番スマートかなとは思います。
まとめ
- 付属のデッキでも多彩なワイヤーを試せる
- どんなアホみたいなコイルでも対応可能
- 爆煙をお腹いっぱい体感できる
- 普通のビルドをすれば普通においしいけども…
- ごまかしが効かないくらいにはデカい
- トリッカーが大好きそうな仕様
- 爆煙好きやコイルアーティストにはかなりオススメ。当てはまらない人には「きっとあなたに相応しいアトマは別にあるで」って言う
今回は、普通はしないような変態に近いビルドでのレビューでしたが、いかがでしたか?よくあるビルドをしたレビューが多いのでこんなブログがあってもいいかなと思いながら書きました。
なので9割くらいの人にはまったく参考にならないであろうレビュウになってしまった感は否めないですが、たまにはいいですよね。
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