「DDP one RDTA by DDP vape」アトマイザーレビュー

DDP one RDTA

by DDP vape

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スペック

  • 径:22mm
  • 高さ:24mm(ドリチ含まず)
  • リキッド容量:2ml
  • ボディー:ステンレスチール
  • コンタクトピン:ステンレススチール
  • シングル用、デュアル用スペーサー:ウルテム
  • タンク:ポリカーボネート

開封

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付属品

  • 1× DDP one本体
  • 1× シングル用スペーサー
  • 1× デュアル用スペーサー
  • 1× 専用ねじ式ドリップチップ(デルリンブラック)
  • 1× チャンバーパーツ(ウルテム)
  • スペアパーツ

六角は付属していません

まずバラす

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ドリチは正ネジ式なので反時計回しでとれます

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エアフローコントロールを担うこのリングはOリング固定なのでスポッととれます

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トップキャップももちろんOリング固定なのでスポッと抜けます

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チャンバーパーツはトップキャップの内側に隠れています。これもスポっととれます

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スペーサーパーツは六角ネジ一本で固定。これはデュアル用のスペーサー。

ちなみにワイヤーの固定に使用するネジには珍しくワッシャーが組まれています。面でワイヤーを固定する狙いでしょうか?

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デッキは正ネジ式なのでクルクルして外し

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タンクはOリング固定なので上に引き抜けます。このタンクにも上下が決まっているので少し注意が必要です。

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ちなみにこれがシングル用のスペーサー使用時

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スペーサーにはリキッドチャージ用の穴が空いており、左の大きめの穴がそれです。その右側にも小さな穴が空いているのですが、これはおそらく空気が抜ける穴。今の仕様がどうかはわかりませんが、Nectarのように空気の逃げ道がなくうまくリキッドチャージが出来ずに、入れている穴から溢れてくるというガッデム事態は免れます。さすがです。

*リキチャをしてみたところ、リキッド容器がスポイトにしろ先端が細くなっているノズルタイプにしろ入れるときに、空気抜けのような穴から「こぽぉ!こぽぽぉ!!」って溢れ出てくることがあります。それについての解消法は見つかっておりません。バラしてリウィックして一発目のリキチャの時はまったく問題なくチャージできるんですがね。あと、リキチャ用の穴が意外と小さい気がします。お、おっきすぎるよぉ!!なんでもない!!

バラしは以上です

ビルドする

私はなぜかデュアル信者ですので、デュアルで組んでみたいと思います。

しかしこのアトマイザーはデュアルビルドが難しく面倒でして、鶏ぼんじりの下処理をしているときのようなイラつきを伴いながらのビルドを余儀なくされました。けっこう時間かかりました。

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そしてこのクソビルドである

一応スペックを言うなれば、28ゲージ3mmコア10ラップで抵抗値1.15Ω。

何が面倒かって2本のワイヤーを一手に引き受ける真ん中のポールに工夫が見られないという点。「作らなかった」のか「作れなかった」のか「その発想はなかった」のかはわかりませんが、これのおかげでビルドに3倍は時間がとられます。

origen dripperのように穴をあけることもせず、origen genesis MKⅡのようにスリットを入れることもせず。ただ伸びているだけの棒。これについては疑義を申し立てたいくらい。それともタカユウの脳みそが足りないだけ?もしそうだったとしたら全力でこの安い頭を床に打ち付ける所存です。

【急募】やりやすいデュアルビルドの方法

シングルで組む分には特に問題はなさそうですが、悔しいのでやってません。

絶対ビルドリベンジしてやんよ

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コットンをぶっ刺して、ホゲホゲするなりお好みでやっていただいて、長さとしてはタンク下部に触れるくらいでよろしいかと。

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で、上の無駄な部分もちょん切ります。

チャンバーパーツが上にかぶさるので気持ち短めに。

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チャンバーパーツをかぶせ、エアーがコイルに当たるようにセット。あ、そうそうこのパーツは

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こういう感じで穴が空いていまして、それぞれコイルに当たるように設計されています。

このパーツとスペーサーとコイル&コットンによってそのチャンバー内部のデッドスペースは極めて狭くなります。

一般的にアトマイザーのおいしさの定義の一つとして「チャンバーが狭いと、おいしいミストがギュッと凝縮される」と言われていますが、それについてはかなり高い水準で実現されています。

さらに、シングルで使用する際は、シングル用スペーサーが片側エアホールを塞ぐ形になるため、無駄なエアーを無駄なところから出さないような仕組みになっています。非常に考えられています。こんなに考えて作られているのだから、その意識をデュアルビルドのしやすさの為の方に向けてほ(ry

とにかく、このパーツをはめるときはコイルが穴から見える状態にセットしてください。

そしてエアフロー調整を済ませたトップキャップをはめ込み。ドリチをセットすると完成です。

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ちなみにエアフローの穴はこんな感じになってます。

手にとってバラして気付いたのですが、一つ一つのパーツが非常に丁寧かつ精巧に作られているのがわかります。非常に精度の高い技術で作られている製品ということは素人でもくみ取れるレベルです。それだけでも大変価値のあるものだと個人的には思うわけですが、使う人にとっておいしくなければその人にとって意味のないものになってしまうというのがアトマイザーの宿命。

まったくどの目線で物を言っているのかわかりませんが、製品としての出来栄えは非常にいいです。

吸ってみる

説明がやたらと長くなりましたが、ようやく吸ってみます。以下の内容はデュアル使用時なのでシングルだとまた違ってくるはずです。

リキッドはお馴染みのタカユウ大好きMedusa

うまし。うましです。やはりバーチカルコイルが好きな私に間違いはなかったと思わせてくれる味です。

リキッドの味を忠実にミストにしてお口の中に流し込んでくれるような、そんなイメージです。いつも使っている普通のオーガニックコットンを使っているのですが、他のアトマイザーに比べてもクリアに味を感じる気がします。

ジェネシスレベルとまでは言いませんが、純粋にリキッドの味を楽しめる部類ではないでしょうか。それがたとえあんなクソビルドでも。

そして自由に変更ができないドリップチップではありますが、とても咥え心地がいいです。ウルテム素材の専用DTもありますが、別途購入しなければなりません。

ドロー

全開でやや抵抗を感じるレベルです。いつも思うのですがドローの具合を説明するのが一番難しいです。

皆さん持っているアトマイザーの種類が違うので「あのアトマイザーの全開くらい」とか言ってもわからない人のほうが多いでしょうし。まぁいいか。

構造的には、だいたいの方が思われている通りフレーバー重視のアトマイザーだと思います。

そのため、じっくり吸ってナンボという気がしてならないです。

爆煙系では決してありませんが、すごい重いよ!というわけではなく割と肺直吸いもイケちゃうとだけ言っておきますね。

ミスト温度

気持ち高め。

まとめ

「ビジュアル」「精度」「味」と、全体的に非常にクオリティが高いアトマイザーだと思います。2万円くらいする高価な部類のアトマイザーですが、手に取ってみるとその価格でも納得できる仕上がりです。国内でもまだ在庫はあるようなので、買えるときに買っておいてもいいんじゃないかしら?

RDTAフェチやバーチカルフェチ、フレーバーチェイサーにはかなりオススメできるかと。

  • クリアでハッキリしている味
  • エアホールが見えないデザインでまとまりがある
  • 見た目が格好いい
  • ドローは適度な重さでありフレーバーチェイサー向き
  • 爆煙には不向き
  • 2mlのタンク容量は人によっては物足りないかも
  • 通常のドリップチップが使用できないのがネック
  • 加工精度は抜群
  • デュアルビルドはしんどい

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チューブにセットしてもこのカッコよさ

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【購入店】VEPORA