私はiPVシリーズ(というかiPV8 )がすごく好きでして、レビューしたのは一年前ですが、今でもデュアルバッテリーMODといえばiPV8でしょうよ!!とばかりによく使っています。
なんといってもデュアルバッテリーMODと思わせない大きさにアトマイザーセンターポジションという私の好みに刺さったMODだからです。
今回はその後継機にあたるVestaというものが出たということでレビューしていく次第。
iPV Vesta
アイピーブイベスタ
by Pioneer4you
【提供】ベプログショップ
スペック
- サイズ:95×40×35mm
- 出力(W):10~200W
- 出力(V):1.0~7.0V
- 抵抗値範囲:0.15Ω~3.0Ω
- 温度管理:SS316/Ni200/Ti wire/TCR
- 温度範囲:100℃~300℃、212℉~572℉
- 低電圧、低抵抗保護
- 短絡(ショート)保護
- バッテリー逆挿し保護
200W出せます。あたしゃ100Wも不要ですが200W出せます。
開封&外観
【内容物】
- 1×iPV Vesta
- 1×microUSBケーブル
- マニュアル(日本語なし)
ごちゃごちゃしておらずゴミも出ずシンプルで良いですね。
アトマイザーマウント部。ポジティブピンはスプリング式。
USB挿すとこ
底面。iPV8もこんな感じのやつでしたが、スライドしてOPENするタイプ
パッカーン
プラスとマイナスの向きガイドがあります。これは間違えないようにしましょう。そしてその上になるA,Bというのもちゃんと役割があります。が、後述しますね。
ディスプレイ及び+/-ボタン。
大きめなパフボタン。ファイアーボタンともいう。
iPV8と比べてみよう
え、いらない?一応見てくだしあ。一枚だけにしときますけー
こんな感じで、シルエットや材質に変化をもたせていますね。私はシュッとしている8のほうが好きなんですけどね。なんで中年太りのおなかみたいになっちゃっただか。
あとボタンにメタル感がなくなってしまった。まぁいい。
でもこのMODの表面積の半分ほどを占めるカーボン調のガワは非常にいいと思いますの。
ではバッテリー挿れましょうか
お口をすっぱくして言ってますが
*デュアルバッテリー使用の際は、2本のバッテリーが同じ状況のものを必ずご用意ください。メーカーや種類が一緒でも違うタイミングで使っていたバッテリーは避けましょう。私は購入のタイミングからデュアル使用前提で2本ずつ購入しています。そこらへんの乾電池と同じ感覚で扱うものではないのです。
ディスプレイの視認性も良好。
右側にバッテリーの絵とA,Bという文字が書いてあると思いますが、これがさっきバッテリーの蓋をあけたところに書いてあったA,Bと連動しているのですね。
ためしに25mmのアトマイザーでもセットしてみましょう。
はぁ?!あんでアトマをセンターポジションにさせねぇのだチミは??!!!
まぁこれはこれで全然アリだと思っちゃったけど、センターポジ好きなボキとしては寂しい気持ちでいっぱいです。でもデュアルバッテリーを積んでいるにしては十分コンパクトなサイズですよね。
基本のき
- 5クリックでON
- 5クリックでメニューモード
┗ SYSTEM(+/-ボタンでシステムOFF)
┗ MODE(+/-ボタンでPOWERかJOULE選択)
┗ VERSION(YiHi SX410と記載されているだけ)
┗ EXIT(+/-ボタンでメニュー退出) - 3クリックでロック/アンロック
- 電源ON時にマイナスボタン押すとTaste Mode変更
┗POWERFUL→SOFT→STANDARD→SXi-Q
SXi-Qとは
1秒ごとの出力を10秒間任意に設定できるものだと思われます。
10秒間設定できるので、普通の人は吸っている間のすべての出力を設定できるわけです。個人的には10秒もいらなくて、プリヒート分だけあればいいのかなと思っています。
ので、最終的に40Wで吸いたければ最初の1秒もしくは2秒を55Wに設定してあとは40Wにしてあげるとか、そういう使い方にしています。VAPEしている間の1秒って意外と長いので、0.1秒ごとの設定を3秒できたほうがいいんじゃないかと思うけど。
使ってみた
やっぱりデュアルバッテリーでこのサイズ感は最高ですね。あと、レスポンスも早い気がする。
バッテリー2本とチップを並べるとどうしても横長になってしまうものを、これはチップを前面に配置することにより横長になるのを回避できています。それに伴いデザインの特異感も出せていてまさに一挙両得。
「デュアル?横に長くてアトマとのバランスが難しいからイラネ」とか思っている人はぜひ手に取ってそのコンパクトさを体感してもらいたい。このサイズでデュアルバッテリーの恩恵を受けられるのはナイスですよ。
あとは3クリックでのロック/アンロックはほんと楽。ほかのは5回カチカチしないとOFFにならなかったりしますもんね。3回と5回の差は小さいようでとても大きい。
それと一応言っておくと、基本的にVWしか使わない私は温度管理で使うジュールモードとかっていうのは良くわかりません。温度管理を使いこなせている人ってすごいなーと思います。
気に入らないところはあまりないですが、強いて言えばデザインの改悪とSXチップの独特な操作方法でしょうかえ。マイナスボタン押すとワッテージの変更はせずにTaste Modeの変更になるところとか、電源OFFにするには5クリックでメニュー呼び出してからSYSTEM出してOFFんなきゃいけないところとか。
ま、システムOFFんなくても3クリックでロックすれば事足りることのほうが多いから気にしないけどもね。
まとめ
- サイズ感が最高
- デザインは改悪
- SXチップの操作方法は独特で慣れが必要
- 3クリックのロック/アンロックが便利すぎる
- 25mmアトマも乗る
- 高性能なんだろうが使いこなすのは難しい