一年位前に業務スーパーで買った自分で揚げるタイプのフライドポテトを食べたら気持ち悪くなっています。吐きそう。気持ち悪い。吐きそう。今回はハイブリッド接続でアトマイザーもセットのメカニカルチューブのレビューです。時間ありますでしょ?ゆっくり読んでおいきよ。一筋縄ではいかなかったキットだから。あと、ハイブリッド接続の意味が分からない人は痛い目に合う前にハイブリッドについて知識を増やしてくださいませ。
MAGE MECH Tricker Kit
by CoilART
【提供】CoilART
スペック
MOD
- 24mm径
- ハイブリッド
- マグネットスイッチ
- なんかザラザラした質感(フロスト?)のコーティング
- 18650バッテリー仕様
- スイッチロック機構
アトマイザー
- 24mm径
- なんかザラザラした質感のコーティング
- 無段階エアフローコントロール
- 24金メッキを施したデッキとコンタクトピン
開封
付属品
1×MAGE MECH MOD
1×アトマイザー
1×シリコンリング
1×ドライバー
予備パーツ
外観
MOD
VG〇Dのチューブもこんな感じの見た目ですよね。この業界どうしても似通ってくる製品が多いので今さらなんとも思いません。深めのエングレービングでコイルアートと掘ってあります。
全然わからないと思いますが、堀りっぱなしではなく掘った上にマニキュアでいうところのトップコートのような処理がされています。なので凹んでいるわけではなくほんのちょっと隆起していました。これによりカッパーが酸化しませんね。酸化したほうがいいという方もいらっしゃるでしょうが・・・酸化しません!キリッ
トップ部分。ハイブリッドなのでアトマイザーのポジティブピンがそのままバッテリーに触れる仕様になっていますね。全てのアトマイザーが使用できるわけじゃないので気を付けてくださいね。
切れ目が二本入っており、こっち側を反時計回りにぐるぐるすると外れます。
もう一つの切れ目はスイッチになっており、締まっている状態でロックです。上の画像のようにある程度クルクルして緩めてあげることでスイッチとして機能するようになっています。ただ、クルクルさせるといずれ分解するようになっているので注意です。クルクル自体はスムーズにクルクルします。
分解するとここがこう外れてこんな感じです。マグネットスイッチなので、マグネットが二個入っています。
でけぇ!!このマグネット今まで見た中で一番でけぇ!!マグネットの厚さがそれぞれ違いますが、分厚いほうが本体側ですね。この大きさなので割れにくいだろうというのがいいですね。大きさと反発力が比例するのかはわかりませんが、いい感じの押し心地を提供してくれます。
比較用に上にMCRというチューブMODのマグネットを置いておきました。MCRは22mmなのでその差もありますが、それにしたってデカいですね。吸着力も強くて外すときにMCRのマグネットが割れもうした。
アトマイザー
本体MODと同じ塗装なので質感も同じです。
ポジティブピンはやはり十分出ています。セットになっているから当然だろうと思っていて確認しないのは怖いので、この出っ張りは確認してあげましょう。ハイブリッド接続MODを運用するものとしては怠ってはいけないですね。
ドリップチップはハーフインチ径なので、ケネディーやGoonと同じです。510接続ドリチは使えませんのでご注意を!!
きらびやかなデッキのお目見えです!あら、あまり見覚えのない形をしていますが、ベロシティの横穴版でしょうかね?ビルドしてみたところ、ベロシティのほうがビルドしやすいねやっぱり。まぁ、ベロシティが苦手な人もいるのでどっちがいいとか一概には言えませんが、僕はベロシティのほうが好きです。おそらくですが、エアーの通り道と深いジュースウェルを確保するためにこうなったのかなーと勘ぐっています。ベロシティは縦に長くなってしまうので、アトマイザー全体の長さに影響するんじゃないですか?わかんないけど。
これはケネディーのように、横からエアーを取り込んでデッキ下部、つまりコイルの真下から出てくるボトムエアフローという仕様となっています。ファンがとても多い仕様です。
キャップには3つの穴が空いており、シングル運用も可能です。が、デッキにはめるシングル用のレデューサーがないので、デュアルビルドのほうが良い気がします。味の違いなんかは正直よくわかなんないけども、まったく意味のない空間はなるべく減らしたいと思うタチだったりします。
トップキャップ裏はペターンとしてます。ドーム形状にはなっていませんね。ちなみにこの写真は3pcs行った帰りの新宿三丁目駅で撮りました。
ビルドしますよ
24ゲージ/3mmコア/6巻/0.30Ω
これね、ワイヤー固定用のネジは+ドライバーで締めるんだけど、ナメたよね。精度のせいなのか何なのかわからないけどもとりあえずナメた。力加減を間違えたかもしれない
ドライバーの使い方おさらい
ネジ山に対して垂直に力をかけ、そして回す。押し回しを意識。[押す:回す]の力加減は[8:2]。これが定石ね。
さて使ってみましょう
準備万端です。スイッチもロック解除しました。そーれぷしゅぅぅぅぅぅぅ!!ん?そーれぷしゅぅぅぅぅぅぅ?しないね?
通電せんがな
通電しないなんてcorporationFのMOD以来だよ!!あれはロシアに送り付けて直してもらったけどさ・・・CoilARTが初期不良品を送ってきました。中国から海を渡ってゴミが運ばれてきました。
これにて終了としたかったけども、なんとか原因究明→回復まで果たせたので続投です
初期不良点
このスレッドの半分くらいまで塗装しちゃってありますよね?こいつがいけねぇ。この塗装をマイナスドライバーでシコシコシコシコ剥がすところから始めました。
スレッドのカッパー部分がだいぶ露出してきました。ところどころ黒い塗装が残っていますが、これでも頑張った方ニダ。
そして満を持して再セット。
スイッチをカチっとな!(カチっとは言わない)
しゅこぉっぉぉぉおおおおおおおおおおお!!!!
きたきたきたきたぁぁああぁぁあああああああああああ!!!ほれみたことぁぁか!!!手間ぁかけさせやがってこのかわいこちゃんがぁぁぁぁあああああああああああ!!!
ということで何日か運用してみました。そこで気付いたんですが
これめっちゃ使いやすいです。通電しなかったときはゴミだと思いましたけどぶっちゃけ最近めっちゃ持ち歩いてます。
スイッチの押し心地もよく、物理ロックがあるので比較的安心できるのも高ポイント。個人的には「ほら、ロックはないけどスイッチ重めに設定しているからミスファイア防げるよ」という機構より好きです。重いスイッチは指が疲れるもの。
ハイブリッドだからか通電もいい気がします。気のせいかもしれませんが。また、下も上も同じ塗装なので統一感がピカイチです。ハイブリッドデビューにはもってこいだと思います。MODのエングレービングで見えるカッパーと揃えてカッパー製のアトマイザーともフィット感も良さそうですね。しかし最近カッパー製のアトマイザーとか全然見ませんね。個人的にはもっとブラス製とかのキャップが出てほしいんですがね。どこもやれウルテムやらクリアキャップやらは出てくるのに。
とりあえずアトマイザーを変更するときは、絶対にポジティブピンが出ているものを使用してください。VAPE道のブログ見て買ったCoilARTのチューブに違うアトマイザーを装着したら何かわからんけど爆発した!!というのは絶対に避けたいのです。
あと、今回はたまたま不良品が来ましたが、通電しないというのは問題外です。できれば本家ではなく国内店で買った方がいいと思います。下に貼っておくリンクはさすがに提供元ですが、CoilARTのような新しいメーカーは売ることに必死でフォロー体制が整っていないような「勝手なイメージ」があります。国内店で購入したものであれば「初期不良」ということで返品交換してくれる可能性はあると思いますし。
ま、とはいっても不良品に当たる確率は低いと思うので気にしすぎるのもよくないですよね。本家でも国内店でもどっちでもいいんじゃないですかね。
“「MAGE MECH Tricker Kit by CoilART」VAPEメカニカルMODレビュー” への1件のフィードバック