「Tornado 150 RTA by IJOY」アトマイザーレビュー

Tornado 150 RTA

by IJOY

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スペック

  • 直径:25mm
  • リキッド容量:4.2ml
  • コイル:0.25Ω SS316L (40W – 80W); 0.3Ω SS316L (80 – 150W)
  • トップフィル機構
  • 素材:ステンレススチール&ガラス

25mmの径をちょっと前からよく目にするようになったんですが、そんなに需要あるんですかね?と疑問に思うんですよね。個人的には。

なぜなら「汎用性に欠ける」のが一番ネックだと思うんですよ。25mmのアトマイザーに対応しているMODを何個も持っている変態には通用しない話ですが、一番流通しているシングルバッテリー仕様の多くが25mmは対応してないと思います。実際どうかは知りませんけどねwまぁそんな話は置いておきましょう。欲しい人もいるわけですからね。真面目か。

 開封

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付属品

  • 1 x IJOY TORNADO 150 Sub-Ohm Tank
  • 1 x 0.3Ωコイル(80-150W)装着済
  • 1 x 0.25Ω(40-80W)
  • 1 x RTA コイル
  • 1 x 510ドリップチップ
  • 1 x 予備ガラスタンク

サブオームタンクと言う名前に偽りはなく、付属コイルも0.3Ωと0.25Ωの低抵抗コイルが付属されています。

リビルダブルデッキも付属しているので、自分でコイルを巻き巻きして使用できます。最近は早くからコイルを自分で巻く方が多くなってきているように感じます。私がガチの初心者だった頃は「自分で巻くとか本気かよ。当分手を出せねーよ」とか思っていましたが、今は時代が違うのでしょうか。ラーメン食べたくなってきた。

各部

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ドリップチップ部分。

もちろんこのまま使用することも可能ですし、510サイズなのでお手持ちのドリップチップを装着することも可能です。

ビジュアル的にもアトマイザー的にもこのままのほうがいいかなーって思います。山なりになっているので唇がエッジに当たることもなく、うまく唇にフィットしてくれて非常に吸いやすいです。咥えるのではなく、軽く触れるように吸うと良い感じです。

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調整不可のポジティブピンです。このタイプによくあるタイプですね。

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スーパー幅広なエアホールが見えますでしょう?嘘みたいだろ?これが裏側にもう一つあるんだぜ?

全開にするともはやゼロ・レジスタンス。つまり無抵抗。

これが無段階調整でき、全閉にすると精度が高いのかほぼ吸えません。煙草吸いがかろうじて可能なくらいです。そんなに絞って使う人はそもそもこのアトマイザーを買うことはないでしょうがね。

バラしてみっる

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左からデッキ、コイル、ガラスタンク、トップキャップ、トップキャップ兼ドリチ?

ガラスタンクはデッキとトップキャップに挟まれることで固定されます。ガラス以外はスレッド式になっているので、クルクルすることで外すことが可能です。

背が低くおまけに25mmだもんだから幅広感が凄いですね。デブタンクとでも名付けようかしら。

コイル

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コイル横にいくつか情報が刻んであります。

SS316Lのワイヤーがバーチカル(縦)に巻かれていて、推奨ワッテージは80~150W。

下が80Wですって。

RDAデッキ

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これの左のやつですね。既成コイルの代わりにこいつを装着します。

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こんな感じになります。

デッキを見てみましょ。

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このような感じで2ポスト仕様です。それにしてもワイヤーホールの広さがすごい。

極太仕様のクラプトンにも対応可能ですね。

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ボトムからエアーが上に向かって出る、いわゆるボトムエアフローです。

ここもまた広いですね。そのすぐ横にあるえぐれている部分にコットンの足をセットしてあげます。なんかすべてがビッグスケールに見えますねw

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せっかくですので、付属のコイルをセットしてみましょう。

両側の足が同じ方向に出るようにしてくれているので、セットしやすいかと思います。

いつも思うのですが、これはどうやっているのでしょう?機械でしょうか?手作業じゃ出回る数からして作業者がノイローゼになるんじゃないかっていうくらい面倒だと思います。

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このようにセットしまうす。比較的容易にセットすることができました。

それと、抵抗値は0.22Ωでした。

さすが25mmあるタンクなので、狭くなりがちなデッキがかなり広く感じます。そのため、太めのクラプトンでも難なく組むことができます。22mmのタンクじゃこうはいきませんので、25mmタンクの恩恵はここでも感じとることができますね。

組んではみましたが、とりあえずプリメイドコイルのほうで話を進めますよ。

リキッドチャージ

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まずはデッキにセットしたコイルの内側に少しリキッドを吸わせてあげます。

最低でも80Wで炊くわけですから、コットンをいきなり焦がさないためにも忘れずにやってあげましょう。そんなビッタビタになるまでは垂らさなくてもいいです。何事もほどほどよ。

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そしてガラスとトップキャップを装着したら、リキッドチャージ用の穴にぶっ挿してドボドボーって入れます。

だいたい8~9分目くらいでいいでしょう。

入れ終わったらトップキャップ兼ドリチをハメます。

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OKです。

なかなかカッコいいじゃないですかー。デブだけど。

太くて長いタンクはよくありますが、太くて短いタンクというのは珍しいので、全体的に大きくなりがちな25mmをコンパクトに収めることができるのはいいかもしれませんね。

これでセッティングは完了です。

吸ってみる

まずは推奨設定において一番下の80Wで。

おっつ。立ち上がりは特に問題なし。まぁ80Wで立ち上がりが悪いなんてことは普通はないでしょうがねw

ミストの量がすごい。これはコンセプト通りなのでしょう。

良くも悪くも味についてはほかの爆煙系のアトマイザーと差異は感じられません。とはいえ最近出てくるアトマイザーで味がしないだとかというのはあまり経験がありませんので予想通りではあります。

ところが推奨ワッテージの一番上の150Wにすると、状況は一変します。

まずミストがクソ熱い。そして味はほとんど感じなくなります。

私は「低抵抗で味が飛ぶ」という議論については概ね否定派ですが、ここまで来るとミストが熱すぎ&多すぎでいつもと同じように感じることができません。

「何事もほどほどに」というのはよく言ったものですね。

実用的な運用をするとなると80Wがベストだと思います。

リビルダブルではどうか

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タンク部分がプリメイドコイルとはまったく違い、かなり面積をとります。

内部的にもデブになりました。「あら!!内臓脂肪が増えたみたい!!ウケる!!」と感じるのはおそらく自分を無意識に投影しているせいでしょう。マジで痩せないとやばい。

そのせいでおそらくリキッド容量は2.5mlくらいだと思います。

付属のコイルを使用した際のワッテージは45Wくらいがちょうどいいかもしれません。

肝心の味についてですが、普通においしいです。おいしいですが、先述のとおりリキッド容量がかなり少ないので、ゴツいコイルに高ワッテージ運用していると一瞬で消失します。

漏れについて

しばらく放置して置いておきましたが、漏れてくるようなこともありませんでした。しかしながら、ジュースコントロール機能がついていないので、漏れについては懸念が残ります。僕がビビリなだけかもですがね。

私が最近ジュースコントロール付きのタンクを常用していることもあり、ジュースコントロール欲がかなり高まってしまっています。内部の構造がどうであれ、物理的なデッキとタンク間の遮断を視覚的に確認することができるというのはやはり安心感にも繋がりますしね。

まとめ

  • 幅は広いが高さがないのでコンパクト
  • プリメイドコイルで爆煙が可能
  • RBAデッキが22mmタンクでは実現できないような広さ
  • つまりビルドの自由度はかなり高め
  • クラプトンをデュアルで組めるタンクを探している方にはオススメ
  • 高抵抗でチビチビ吸いたい人には向かない
  • タンク容量は少なめ
  • 25mmもあるとMODを選ぶ
  • 個人的にはコロコロした感じの見た目がかわいい

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