さて皆さん、私のこのツイートを覚えていますでしょうか。
諸事情により200mlですがとりあえず90日寝かせたる。そう!樽だけにね!! pic.twitter.com/qK2qOaqGa7
— VAPE道〜タカユウ〜 (@vape_road) October 18, 2016
覚えていませんよねわかります。
2016年10月18日から90日寝かせようとしましたが、気付いたら104日経っていましたテヘペロ
そもそもオーク樽とは
もともとはウィスキーなどのお酒を寝かすためのものですが、「リキッドもオーク樽で寝かせたらうまいんじゃね?」という発想になった人がいるようです。
発売元のCHKによると
市販のリキッドに物足りない方や自分だけのオリジナルなリキッドを造りたい自作派に強くお勧めできるスティープ手段をオーク樽が実現します。透明なリキッドを琥珀色の味わい深いリキッドへと変化させたり風味を「まろやか」にしたり、かくし味のような醸し出される甘みが生まれます。オーク樽で熟成させたリキッドの味は格別で既製品では味わえない至福の喜びと出会えるでしょう。
だそうです。ドキがムネムネしますね!!
あの大人気VCT private reserveもオーク樽で90日間熟成させたものらしいですので、期待せざるを得ないですしおすし。
ところがウィスキー用の樽なんかはそれはもう数百リットルクラスのビッグサイズなのですが、それを個人用に小型・商品化したのがCHKのすごいところ。
その意気に心打たれたのもあり、速攻でポチりました。
ということで
寝かせてみるよ
当時のツイートの画像にある通り、HiLIQのLemonです。これは私のHiLIQにおける好きなリキッドであり、このために200ml買いました。
ところが
この時点でダメだしをクソほどもらいました。
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”VapeR”] レモンとかアホか。樽に謝れ [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”VapeR”] こってり甘々スイーツ系のほうが合いそうなんですがそれは [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”VapeR”] とりあえずタヒね [/speech_bubble]
なんだかんだ読んでくれているあたりツンデレかよとw
ちなみにオーク樽の容量は500mlであり、今回用意したのは半分以下ですので様々な懸念材料がありましたが、仮に今後ほかのリキッドでもスティープを続けるにしても200mlというのが現実的な量だと判断したからです。
これが寝かす前の状態。ちなみにニコるん入り。
リキッドの減り具合を把握するために黒い線をひいてあります。
そして104日後がこちら
わかりますねー!色の変化が!琥珀色!ニコ入りというのも大きな要因だと思いますが。
量
ご覧のとおり25mlくらいは消えてなくなったでしょうか?
これくらの減少は想定内です。
粘度
これがもうサラッサラになりました。
CHKの販売ページにもそのような記載がありましたが、ここまでとは。
個人的には蒸発したことで粘度が上がることを期待しておりましたが、これについてはちょっぴり残念です。ほら、なんとなくねっとりしている方が「うぉー!熟成されたぜぇ!!!!」ってなると思っただけですすいません。
肝心なのは味ですからね。味。
味
さぁ、一番肝心な味です。
さぁ、どうでしょう。
・
・・
・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・
いや、まぁ…おいしい。
おいしいのですが。。。
もとの味とあんまり変わらないんだよなぁ。。。
理由はわかりません。が、もともとの味とさして変化が見られないのは残念でした。もう少し味に深みを与えてくれるものだと期待していました。
そしてシャバシャバになったせいなのかわかりませんが、ミスト量が減少した気がします。
リキッドのチョイスが悪かったのか。期間が悪かったのか。
やはり甘い系のリキッドのほうが適しているのかも。はて・・・
こうなると人間どう考えると思います?
そう、正解への探求心を掻き立てられます。次はなにをどのくらい寝かせてやろうか、と。
ということで今回は人柱としての結果をお知らせする形になりました。
結論&改善策
- 長期間寝かせればいいというものではなさげ
- リキッドによって差があるのかも
- 粘度は減少する
- 容量も減少する
- ミスト量も減る(気がする)
- 250ml以上は必須なのかな?
オーク樽で熟成させた結果、明確な好転があった人がいたらぜひその方法を教えてもらいたいです。
私は失敗したと言わざるを得ません。
【購入店】VAPE CHK
いつもブログを楽しみに拝見させていただいています。
”お酒の観点で” ということを前提に 偉そうに 書かせていただきます。
木の香りを香りづけるということは 決してすべての素材に対して 風味がマッチするわけではございません。
相性というものが存在しますので 引き立たせる素材というものが必要になります。
簡単にご想像いただけるものを例に挙げると、
燻製 というものをご存じでしょうか
俗にいうスモークチップというものですね
サクラ、ヒッコリー、リンゴ、ナラ、クルミなど 様々なスモークチップがございます。
チーズやソーセージ、サーモンを燻製すると たちまち美味しくなりますが、
逆に不味くなる素材もあります。
素材自体を塩漬けしないと 引き立たないものもあります。
仮にレモンを燻製して香りづけたら どうなるかというイメージをお考えくださいませ。
木の香りというものは 奥が深いものでございまして、必ず美味しくなるわけではありません。
そこを追及していくキッカケとして、燻製をイメージしながら 迷走なさってはいかがでしょうか?
その迷走こそが 楽しみの一つかと考えておりますので お酒の観点からという勝手な意見を書かせていただきました。
美味しいリキッドへのキッカケになることを祈っております。
maruさん
コメントありがとうございます!
そしてかなり参考になるアドバイスを細かく教えていただいて感謝しかありません(;ω;)
「燻製をイメージして」ですね。なるほど了解です。
次回はそこを考えながらリキッドを選びたいと思います。
レモンを燻製したらマズそうなイメージしか出てきませんでした。笑
また成功した時には記事にしてみたいと思います。とりあえず次回は2週間寝かすことにします(^_^)
今後ともよろしくお願いします。
初めまして、いつも楽しみに拝見させて頂いてます。
昔、ウイスキーか何かのTVコマーシャルで熟成樽の何%かは「天使の取り分」として少なくなり、そのお返しに天使が『味を良くしてくれる』との言葉を思い出しました。
科学的根拠は有りませんが すごくかっこいいですよね。 ♪( ´θ`)ノ
素材がレモンですので、天使が喜んだか キレたかは神のみぞ知る事ですが…。
次の実験も楽しみにしています。
ねこパンチさん
コメントありがとうございます!あと楽しみにしていてくださいましてありがとうございます!
天使のくだり、とてもいいですね(*^ω^*)そういう風に考えるとまた一段とおもしろくなりそうです。
たぶん今回のレモンはキレたのだと思います。おいしくしてくれなかったのでw
次に試すリキッドを模索しています!また書きますね♪