【電子タバコ】ニコチンの害について【VAPE】

電子タバコ(VAPE)において話題の絶えないニコチンについてです。

葉巻きたばこをやめる目的で電子タバコに手を出した人は多少なりとも興味を持ったことがあると思います。

ちなみに私は電子たばこを始めて4か月くらいでニコチン入りに手を出しました。

ニコチンは害!ニコチンは害!とかってみんな言うけど,実際どうなのよ?というところから色々ネットで情報をかき集めた結果,特に決定的な結論も出てないんじゃないんすか?コレ。という状況でした。

そもそもニコチンって有害なの?

ニコチン自体は猛毒です。

曰く,ニコチンは即効性の非常に強い神経毒性を持ち、半数致死量は人で0.5mg~1.0mg/kgと猛毒で、その毒性は青酸カリの倍以上であるとのこと。

たばこ2~3本(ニコチン40mg~60mg)を溶かした溶液を飲むと成人は急性中毒に達して死にます。

幼児に至っては0.5本(ニコチン10mg)分です。

しかし,これはあくまで「飲んだ」場合です。

ではなぜ喫煙では急性中毒にならないのか。

同じたばこ一本でも「飲む」のと「喫煙」ではニコチンを吸収する量が違うようです。

たばこ1本に20mgのニコチンが含有されていたとして,喫煙により吸収するニコチンは多くとも2~3mg程度とのこと。成人が急性中毒を起こすといわれている40mg~60mgには遠く及ばない数字です。

私たちが普段口にしている醤油ですら体重60キロの人が168ml以上飲むと致死量に達する(個人差によりだいぶ差ががある)という話もあるので,これらの数字をどう捉えるかによると思います。

 

というように,ニコチン自体の毒性は理解した上で,あくまで喫煙におけるニコチンの人体への害を調べてみました。

ところがさんざん調べましたが「電子タバコや喫煙レベルのニコチン摂取による人体への害は間違いなくある!データもあるしぃ!」というのを見つけることが出来ませんでした。なんたる無能!!

・・・(*^ω^*)テヘペロ

先述のとおり確かにニコチンについてはかなり毒性が強いのですが,こと喫煙レベルとなるとはなはだ疑問です。

また、その依存性についてWHO世界保健機関「ニコチンはヘロインやコカインと同程度に高い依存性がある」と発表しているのですが,日本の柳田知司はアカゲザルの実験を元に、「ニコチンは依存性薬物ではあるものの、身体的な依存性は有ったとしても非常に弱いもので精神依存の増強は認められず、その精神依存性は他の依存性薬物と共通する特性が見られるものの主要な依存性薬物と比較して明らかに弱いこと、また精神毒性(例えば、ニコチンの摂取は自動車の運転などの作業に悪影響を及ぼさない)も依存性薬物の中では唯一、これが認められない」と発表しています。

一方で,科学者の間では、ニコチンに依存性はあるものの、コーヒーに含まれるカフェインと同程度に無害であり、それ自体は直接的な死因にはならないという指摘もある模様。

さらに同様の意見として,心理学者や喫煙依存に関する専門家らは、ニコチンと喫煙を明確に区別すべきだと指摘していて,寿命を短くするのは喫煙であり、ニコチンではないというのが彼らの主張のようです。

その考えの元になったのが,精神科医マイク・ラッセル氏が約40年前に説いた「ニコチンを求めてタバコを吸い、タールによって死亡する」という見解とも言われているんですって。根拠も何もないのに一行で妙に納得させられた!マイクすごいっす!

体に害を及ぼすのは、喫煙行為やタールであり、ニコチンそのものではない!ということですね。

 

以上のようにWHO,科学者,心理学者,専門家,精神科医という様々な人たちが様々な意見を述べているのですが,ネガティブな意見はあまり見られなかったような印象です。あくまで私見なので,奨励するわけでも擁護するわけでもないですが。

なんだか現段階では確実なことが言える感じではなく,研究段階なんじゃないかと思い

私は調べることをやめました

 

ここまで書いたのですが結論づけることが困難だけどもせっかく調べてまとめた(まとまってないけど)ものを放置するのももったいないのでこのままアップしちゃおうかと思いましたけどそれも無責任だと思うので

三行でまとめます。

ニコチン自体は猛毒。ヤバイやつ。

依存性があるのはほぼ間違いない

電子タバコレベルのニコチン摂取による健康被害は世界中で議論なう

 

*注意*

 高濃度のニコチンを扱っている方もいるようですが,誤飲などしたら取り返しのつかない事態になりますので,お子さんやペットがいる方はもちろん,所持する全員が危機感をもって管理してください。

また,国内での売買・譲渡は法律で禁止されています