「iStick Pico by Eleaf」スターターキットレビュー

最近カレーを毎週3リットルくらい作って弁当にしたりカレーうどんにしたりカレードリアにしたり、汗がカレーのニオイになるんじゃねーかっていうぐらいカレー食べてます。

具は玉ねぎと肉のみ。本当はジャガイモ入れたいのですが、冷凍保存が前提なので却下せざるを得ないのが辛い。ニンジンなんか単価が上がる上にたいしておいしくもないので論外。ブロッコリーなんて入れて彩りを気にするほど意識高くない。なによりまずい。誰かが言ってた。「あれ凝縮した森じゃん」って。ほんそれ。

あと,煮込むときトマト缶入れるとマジうまいし,玉ねぎは一時間くらい炒めると飴色どころじゃない色になるけど本当においしくなるからみんな真似していいよ。

ということで今日は超人気のスターターをレビューします。

アップデートをすることでプリヒート機能を使用可能に!!

私の大好きな機能であり、いよいよ目が離せません。

こんなにロングセラーなMODって他にある?

Eleaf

「iStick Pico」

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ちっちゃい!!

なのに高性能!!

ちっちゃい!!

なのに18650バッテリー仕様!!

このサイズ感に高機能を付与し、さらには長時間稼働を可能にしたこいつは上級者ですら一目置く存在に。スターターはさらに優れたステップへ移行しているのは間違いないですね。

最近スターターのレビューでいちいち褒めていますが、本当にその都度褒め要素があるからすごい。

スペック

出力モード:VW / Bypass / TC ( Ni, Ti, SS, TCR-M1, M2, M3 )

設定温度範囲:100 ~ 315℃ / 200 ~ 600F ( TCモード)

出力範囲:1W~75W

抵抗値範囲:0.05 ~ 1.5ohm ( TCモード ), 0.1 ~ 3.5ohm ( VW / Bypassモード )

使用バッテリー:ハイレート18650、連続放電25A以上(別売)

接続:510規格、スプリング式

ファームウェア:USBケーブルにてアップデート可

TCRモードってなんぞ!!という方は,最近笑点ネタでいじられまくっている方のブログにkwsk書いてあるので,そちらにドゾ。

温度管理で使う「TCR」のこと

セット内容

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  • 1×iStick Pico
  • 1×MELO Ⅲ mini (アトマイザー)
  • 1×EC 0.3Ωコイル
  • 1×EC 0.5Ωコイル
  • 4×アトマイザー用シールリング(ピンク、スケルトン)
  • 1×USBケーブル
  • 2×ユーザーマニュアル

サイズ感

まず特筆すべき点はそのサイズ感ですね。

何個か比べてみます。

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左がnugget   右がmini volt

バッテリー容量が1000mAhレベルのMODと比べるのは酷な気もしますが、かなり健闘してるじゃまいか

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大人気TOP BOXと並べてみると同じ18650仕様でこの差

このサイズが手のひらにすっぽり入っていい感じなんですよねーホントに。

は?これで18650のレギュレーテッド??嘘言うなよクソが!!!と言いたくなるレベル。

しかも75W運用ができるんだからかなり優秀ですよね。

まぁ50Wすらほぼほぼ使わないので「必要か?」という思いはありますが、使えるに越したことはないですもんね。ホラ,急に極太クラプトンビルドをしたアトマイザーを載せることがあるかもしれませんし。

外観

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右のボタンがファイアボタン

そして大き目で輝度が高く視認性のいい液晶

左にはUSBポート

ファイアボタンといえば丸型が多いのですが、これは楕円で非常に押しやすいです。しかし、ほぼ中心を押さないとうまくクリックできませんでした。デザイン的にとてもグッドっすねー。

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トップ側

コンタクトピンはスプリングでスレッドは510規格なので、様々なアトマイザーを使用可能。

そして横のポッコリしている部分がバッテリーが入るところであり、このキャップに高さがあるおかげで18650バッテリーを収納することが可能になっています。

ただ、設計上22mmを上回る径のアトマイザーは使用できない部分だけ注意ですね。

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キャップを開けるとこんな感じ

キャップの裏側には「マイナス極はこっち側にしろよな!!」という印がついています。

つまり、バッテリーのプラス極側から挿入する形になります。

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ボトム側にはベントホールとup/downボタン。

モードや出力をしょっちゅう変更する人には多少面倒かもしれませんが、私のように一回セッティングが決まりさえすればほぼ変更しない人には特に気にならないと思います。

これらのボタンが見えないところに配置されることで、全体的にスッキリした印象にしています。

個人的にはこれは高ポイント。見た目はスタイリッシュじゃなきゃね!!

全体から細部までの写真を見てわかる方もいるかもしれませんが、作りはかなりいい方だと思います。

エッジ処理をきちんとしていて手にやさしい金属加工から、マットのようなしっとり感触の塗装まで気に入らない点が見当たりません。

多岐にわたるモード

まず、5クリックでON/OFF

ファイアボタン3回クリックでモード変更画面に切り替わり

up.downボタンで切り替わっていきます。

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SS(ステンレススチール)温度管理モード

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Ti(チタン)ワイヤー温度管理モード

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Ni(ニッケル)ワイヤー温度管理モード

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バイパス(疑似メカニカル)モード

私はこのモードにちょっとしたトラウマがあるのであまり使用しないことにしています。

チップが違うので大丈夫だとは思うのですが、なんとなく避けたいモード

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これらがTCRモード

 

狙ったモード表記のときにファイアボタンを押下することで決定することができます。

そんなに難しい感じはしません。

MELO Ⅲ mini 

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アトマイザーですね。

背丈は最近定番化しているショートタイプ

タンク容量は2ml

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いっけね!ガラスをバラすの忘れてたてへぺろぉ!

分解洗浄ができるのも良いですよね。

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そして安定のトップフィル機構でリキッドチャージも楽々です。

もはや一回使うとその簡単さに心を奪われること請け合いのシステム。

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これがプリインストールされているコイル

抵抗値は0.3Ωで、推奨ワッテージは30~80W

付属しているコイルも0.5Ωと今や当たり前になっているサブオームなので、爆煙が可能となっている模様。

もはや「爆煙の是非という議論など不要!!」と言わんばかりの爆煙セッティングを促してきています。

爆煙大好きな私にとっては諸手を挙げてウェルカムですが、そうでない人のためのコイルをご用意していただけるとより良いのではないかと思う次第ではあります。

リキッドは全て吸い尽くせよな!!

と言っているような位置に大きなジュースホールが存在します

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ココ。

このホールがタンク内の最底辺にまで及んでいるため、余すことなくリキッドを消費できるようになっています。

これはとてもいい仕様だと思います。

「違うリキッド入れたいのにまだ底にリキッドがいるのおおおおおおおお!!そしてそのリキッドがジュースホールに届かないのおおおおおおおおおおお!!」という状況にならないので、シリンジで吸ったりしなくていいのですもの。

惜しい点としては、ジュースコントロール機構があれば完璧だったんですよね。ほら、あのジュースホールの開閉ができるシステム。

個人差はありますが、吸わない時間が多くなってくるとどうしても漏れやすくなってくるので、もし「しばらく吸わないなー」って時にはアトマイザーを逆向きにしておいたほうが安心だと思います。

見えないエアホール

通常、エアホールは外から見てどのくらいOPENしているのかが見える仕様のものが多いのですが、これは見えません。

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このレーザー刻印されているリングがエアフローコントロールリングとなっていまして、時計回しをすると開いていき、反時計回しをすると閉じていきます。

「見えないエアホール」に美徳を感じているのかもしれませんが、真意はわかりません。

スタイリッシュに見える気がしないでもないですが。

まぁ説明は以上にしておいてさっそく吸ってみます。

間違いない、爆煙ッス

0.3Ωのコイルを40Wで吸ってみましたが、煙量は間違いなく爆煙と言っていいレベルでしょう。

意外と言っては失礼ですが、予想を超えたおいしい味を再現してくれます。

個人の好みはもちろんあるでしょうが、私が好きなタイプですね。

しかし、エアフロー全開にしても若干の重さを感じるので、スッカスカエアフローで爆煙!!というタイプを求めている人には物足りないかもしれません

逆に、スカスカはイヤだよ!!吸いごたえは必要でしょうよ!!という方にとってはバッチリキメられるアトマイザーに仕上がっていると感じます。

ちなみにリキッドはジャバジャバ減ります

え!もうカラなの?!という具合に

まぁ爆煙ってそういうものですしおすし。

中級者以上の人にもかなりの高評価を得られるモンスタースターターター

正直個人的には見た目、質感、機能どれをとっても素晴らしいモノだと思います。

小さいMODが欲しい

バッテリー容量は確保したい

TCR含め温度管理をしたい

お求めやすい金額でガシガシ使い込みたい

こういうワガママな意見を全て叶えてくれちゃいますので

もはや「こういう人におすすめ」というよりは「誰にとっても不足なし」といってもいいと思います。

デュアルバッテリーがいいとか200W欲しいとかsxチップじゃなきゃイヤだとかみんなとかぶるのだけは許せないとかじゃなければマジで一個は持っておいて損はないでしょう。

ここにはまだ売ってます→iStick Pico kit(ベプログ)

下記提供元の在庫が復活するまで、買えるところ(上記)を別で紹介します。買えないところのバナーだけ置いておいても仕方がないのでね。

【提供】rockmevape

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pico買っちゃいなよ。ブラシドステンレスもオールブラックも新色のブロンズ系もかっこええで。