aspire
「Odyssey Mini Kit」
GOLDverかっけえええええええ!!
今回は優れものスターターキットのご紹介です。すでにその優秀さを耳にされた方も多いかもしれません。
私はもともとスターターキットについてはそんなに知識や経験が多いわけではないので、初心者目線に近い感覚でレビューしていくことになること請け合いです。
提供は毎度お世話になっているRock Me Vapeからです。ありがとうございます。
さっそく細かく見ていきましょう。
とりあえずジュースチャンネルはマジで偉大
付属品
- Triton Mini Tank
- 温度管理コイル(0.15Ω)
- カンタルBVCコイル(1.2Ω)
- クラプトンコイル(1.8Ω)*セッティング済
- パイレックス予備チューブ
- Pegasus Mini MOD
- USBチャージャー
- ユーザーマニュアル
クラプトンコイル・・・だと??
最近のコイルにはクラプトンなんかあるんですね。最近マイブームの私としては期待せざるをえない。
ちなみにクラプトンは抵抗値を低めにして40Wとかのハイワッテージで運用するのがデフォだと思い込んでいたので、1.8Ωという抵抗値が少し違和感として感じましたが,どんな感じなのか楽しみですね。
Pegasus Mini
- 出力 (W)1.0W~50.0W (V)0.50V~8.50V
- 対応抵抗値 0.1Ω~3.0Ω(バイパスモードでは0.2Ω~3.0Ω)
- VAPING連続12秒でカットオフ
- 0.86インチディスプレイ
- 18650バッテリー×1使用(別売)
- ニッケル及びチタンコイルでの温度管理
低抵抗はもちろんのこと、チタンを含む温度管理も使用可能ということで現在の主流ポイントにきっちり対応しているので、様々な楽しみ方ができる点がまず高評価。
選択肢は多いほうがいい、というのは私の持論。
バッテリー挿入口は底部にあり、マグネットを使用しているので電池交換にドライバーを使うことはありません。ストレスフリー。
ここの爪をひっかけるようなところに爪をひっかけて外します。
そしてバッテリーの固定方法がおもしろいのですが
バッテリーを挿入して、奥まで入れたら
すぐ横にあるツメをズラすことでバッテリーの固定となり、さらに接点になるのです。
aspireにアイデアマンがいるぞ!
そしてその爪の左横にある長方形の金属が磁石なのですが、よく見る小さく丸い磁石に比べるとだいぶ大きいので、その磁力の強さが「持ち歩いたらどっかいったりしないかな・・・」という不安を払拭してくれます。
設定方法
カンタルやら温度管理やら設定が難しそうだと思いますか?思いますよね?
簡単なんです!!
あざとい演出でしたが本当に難しくないです。
まずアトマイザーをセットすると
「新しいアトマイザーセットかな?」と
UP/DOWNボタンを押してYESに選択してファイアボタンを押して決定すると
「カンタル?ニッケル?チタン?」と聞かれます
今回はクラプトンコイル使用しているので「Ka」を選択し決定
「バイパス?レギュレーテッド?」となるので
REGにしてみます。
バイパスというのは疑似メカニカルモードですので、そこはお好みで。
私はバイパスモードに個人的なトラウマがあるので使いません。
「確認」とでるので
YESにすると設定完了です。NOにすると最初から設定する形になります。
設定完了!!ほら簡単!!
完了するとこの画面になり、設定後はアトマイザーを変えない限りこの表示になります。
一番左が電池残量、右がワッテージ(UP/DOWNボタンにて変更可能)
真ん中上が出力V
真ん中下が抵抗値。ずれてるね、0.2Ωほど。私物のオームメーターでもほぼこの数値だったのでコイルによっては多少の誤差があるかもしれません。0.2Ωが「多少」の範疇なのかどうかは置いておいて・・・
ということで設定は以上です。
ファイアボタンを連続5クリックするとロックがかかります。持ち運ぶ際はロックにしておいたほうがもちろん安全ですので、ロックをするクセをつけておいたほうがいいですね。
Triton Mini Tank
こちらもMODと同色のGOLDです。
これがなかなか優秀なアトマイザーなのです。
ちなみに直径は20mmです。
RBAユニットは設定にありませんが、使用できるコイルの種類はカンタル・クラプトン・温度管理と多いです。
さらにNautilusのコイルと互換性があるので、Nautilus愛用者にとってはその運用のしやすさはかなりのものだと思います。
もちろん私のように持ってない人でも何ら問題はありません。
そして運用しやすい点としてはトップフィル方式なのでアトマイザー上部からリキッドチャージができるのですが、これがまた非常に楽ちんちん。追加補充なんかも余裕です。
分解
分解するとこのようにバラせますし、洗浄ももちろんできます。
あ、ドリップチップを取り外し忘れましたが、ドリップチップも取り外せます。
コイル
こちらがセットに入っているコイル(右の黄色ラインのものはプリセットされていたもの)。
左から
- Ni200(温度管理用)コイル 0.15Ω
- カンタルBVCコイル 1.2Ω 推奨15W~20W
- クラプトンコイル 1.8Ω 推奨13W~16W
これだけ種類があればまず問題ないのではないでしょうか。
構造
おもしろい構造をしているのですが、アトマイザー上部にあるダイヤルを回すことでVAPING MODEとリキチャMODEになるのです。
アトマイザー上部のダイヤルにある三角形の模様を水滴にようなマークに合わせると、ジュースチャンネルが閉じます。
ジュースチャンネルが閉じるメリット
- タンク内にリキッドが入った状態でコイルの交換ができる
- 長時間使わない場合,閉じることで漏れの原因にもなるコットンへの過剰供給を防ぐ
- 気圧差による漏れの発生を防ぐ
「ジュースチャンネルが閉じる」という割と地味な機構ですが,意外にもメリットが多いことがおわかりいただけただろうか。
あなどるなかれ。
そしてここをクルクルして外すとリキッドチャージをする穴が出現する仕組みです。
ここからリキッドを入れます。
そしてVAPING MODEにすると
今度はジュースチャンネルが開いて、リキッドがコイルに供給されるわけですね。
注意したいのは、うっかりリキッドチャージMODEのままVAPEすると、ジュースチャンネルが閉じた状態なのでコイルにリキッドが供給されず焦げ付く原因になります。そしてうっかり焦がした人を私は知っています。
リキッドチャージが完了したらすべてのセッティングが完了です。
吸ってみるよ
クラプトンコイルで推奨ワッテージ内の16Wで吸ってみました。
そしたらすごいの。
なにがすごいってフレーバーの出方とミスト量を高い水準で体現している。
え、なに今のスターターってこんな優秀なの?ってくらい。
アトマイザーの優秀さとクラプトンコイルの恩恵を,これでもか!!というほど感じることができます。
クラプトンはワイヤーにワイヤーを巻き付けているその構造上、金属が多いので16Wという決して高くない出力で足りるのか不安だったのですが、私の杞憂でございました。立ち上がりもストレスないスピード。
1.8Ωの16Wで出るミスト量じゃないね、正直。
「味よしミスト量よし」となればそれだけで持ってる価値はあると思います。
ちなみにバイパスモードにすると、出力Vが3.7V近辺に設定され、表示上のワッテージの変更はできるのですが、15Wでも50Wでも出力は3.7Vの表示でした。バイパスモードでの出力は3.7V固定ということのようです。
総評
今世に出ているスターターキットはかなりの数がありますが,私が手にしたスターターキットは最近ですとこれとSUBOXくらいなので,その前提を踏まえてまとめると,
これ,めっちゃいいスターターだと思う。
提供だから褒め称えてるわけでも冗談でもなく。
中級者以上の人でも普段使うぶんには必要十分な機能を備えていると思います。特にお酒の席とか(高すぎるMODだと酔っ払って紛失した時のダメージやばい)にサブ機としてちょうどいいかもしれません。
そういえば特に記述はしていませんでしたが,バッテリーを入れた状態でとても軽い。
「バッテリー入ってる?」というくらい。いやホントに。デジタルスケール持ってないから何グラムとかわかんねけども。
いいとこまとめ
- コイルの種類が多い
- 温度管理できる
- ミスト量と味の出方を高水準で体現
- 軽い
- シルバーやブラックもあるけどもGOLDがマジでゴージャスでジャスティス
ないものねだりまとめ
- RBAユニットがほしい(20mmだからしょうがないと思うけども)
- アトマのVAPING印の絵がなかなかダサイ(小さくて注意して見ないと見えないレベルなんだけども)
VAPE初心者だけにオススメするのはもったいないほどの完成度を誇るodyssey mini kit。
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現在提供元が在庫を切らしているため、やむをえず他店舗のバナーを貼っています。(上記)
【提供】Rock Me Vape