最近暑すぎて家から出たくないですね。
タカユウです。
今日はタカユウらしく、今さら感満載なレビューをしていこうと思います。
GeekVape
「TSUNAMI RDA」
これ、発売してから数カ月経っているのですが、当時は「KENNEDYのクローンじゃねーか!」とかいうような物議を醸したこともあるRDAです。個人的にKENNEDYは大好きなので思うところもあるのですが、それはまたあとで。
今回も、品揃えが豊富で15時までの注文で即日発送というのがうれしい電子タバコ専門店 VapePowerからの提供です。ありがとうございます。
開封
固めの紙パッケージにこんな感じに入っています。
特にほかに言うことが見当たらない感じです。
内容物
- TSUNAMI RDA本体×1
- 13.5㎜径デルリンワイドボアドリップチップ×1
- 12.0㎜径デルリン傾斜付ドリップチップ×1
- 11.0㎜径ステンレススチール510ドリップチップ×1
- 510ドリップチップアダプター
- 各種スペアパーツ
ドリップチップが3つも付属してる!!オトクジャン!!
もちろん510アダプターも付属しているので、あなたがお気に入りのドリップチップも使用できます。
本体を詳しく
確かに似ていますね。KENNEDYに。
肩部分の処理が違うくらいで、高さやらエアホールの形状や位置がほぼ同じように感じなくもないです。
デッキです。
ベロシティタイプの2ポール。イモネジは横から挟み込みます。
スクエアの形状がその堅牢さを物語っていますね。
デッキ下にある楕円形(3.5mm×7.9mm)の穴がエアホールで、これが反対側にもあります。
エアーがこの4つの穴から出てきます。
コイルの下部からエアーを当てる,言わずと知れたボトムエアフローですね。
これもKENNEDYに似ていると言われる原因の一つですが、メーカーもこの部分に対してだけは「KENNEDY STYLE AIRFLOW」と謳っていますね。個人的にはKENNEDYと同じ円四つにするよりも、楕円のものを一つにするとか少しでも違う個性を持たせて欲しかったとは思います。
メーカーとしては「エアフロー構造だけはKENNEDYの模倣だけど,他はオリジナルだよ!!」ということなのでしょう。
固定ではないポジティブピン
KENNEDYと違う点はベロシティだけではなく、エアフローコントロールがあるという点とシングル運用も可能という点も挙げられます。
どうしてもKENNEDYとの比較が多くなってしまうのですが、世間がそういった認識である以上、違う商品であるということはきちんと伝えたいと思います。
しかしこのエアフロコントロールが便利というのは間違いないです。3.5mm×7.9mmが二つもあるのでそりゃもうスッカスカなわけですよ。この機能がないKENNEDYの4つのエアホールのうち、2つの穴にコットンを詰めて塞いだこともある人もいたことでしょう。私です。
「選択肢は多い方がいい」というのは私の持論ですので、こういった機能は大歓迎。
デルリン製の2つのドリップチップはネジ込み式になっています。
510規格のドリップチップをつける場合は真ん中のアダプターを使用します、
こんな具合にね。
ちなみにアダプターに装飾してあるエングレーブはドリップチップを装着すると見えなくなる仕様です。
「見えないところに美しさを」という意識高い系の企業理念でもあるのでしょうか。
そしてキャップの天井はドーム形状になっており、スムーズな空気の流れを作り出してくれるでしょう(写真は撮ってない)
私の好きなorigen dripper V3もそうなのですが,このドーム形の天井をしているアトマイザーはことごとくおいしい気がします。味に定評があるMirageなんかもドーム型でしたっけ?Le MirageじゃないほうのMirage。どっちも持ってないからわからないんですけどね。
あ,ちょっとお腹の調子が悪いのでトイレ行ってきます。
ただいま。クッソ出た。
ビルドがしやすい
通常の3本ポールの場合でデュアルコイルをセッティングすると,ポジティブのワイヤーホール1つを共用することが多くなりますが,その際ビルドが非常に煩雑になる事があります。
それに対してベロシティスタイルというのは,1つのコイルにつきワイヤーホールを必ず2つ使えるのでコイルを1つずつ確実にセットすることができます。これがすごい楽なんです。タンクでいうところのトップフィル機構を初めて使ったときのような衝撃が走りました。楽すぎて。
今回はZipper Coilでビルドしました
ジッパーコイルは作るのが楽そうで意外と手間かかるから好みではないけど見た目は割と好きです。
28ゲージを3本使用したジッパーコイルを3mmコア7ラップで0.6Ωくらい。
ジッパーコイルって要はツイストのパラレルとほぼ同義なんだと思います
そしてせっかくなので今回はシングルで
コットンつめつめします
吸ってみる
あぁ~いいですね!
ドローはシングルだと少しだけ重くなりますが,爆煙思考の方でも「たまにはワッテージ落としてゆっくり吸いたい」っていうときがきっとあると思います。そんなときにちょうどいいくらいな重さ。
個人的にはデュアルコイルでセットして少しエアフロー絞るのが一番好き。
味の出るアトマイザーです
ボトムエアフローの恩恵なのかドーム型天井の恩恵なのかはたまた双方の相乗効果の恩恵なのかわからないのですが、これはおいしい。
そしてデュアルセッティングにして爆煙も可能にしています。そしてデュアルでもまたおいしいという、フレーバーチェイサーにもクラウドチェイサーでも満足できるアトマイザーだと思います。
ジュースウェルも深く、フルに活用しても漏れるということはほぼないのですが、さすがに逆さにするとコットンが吸収できない余剰分はそのまま漏れるので注意です。過信は禁物ですね。
ちなみに個人的には3種類のドリチのうち、先細りのものが一番くわえやすくしっくりきました。
まとめ
- やはりベロシティはビルドがし易い
- ボトムエアフローやドーム型のおかげで味が出る
- 手を出しやすい価格
- 味と煙量を高い水準で両立
- ドローの調整は幅広く対応可能
- 漏れにくい構造
これはトータルで見てみると、かなり優秀なアトマイザーだと思います。
さらには24mmの新型もあるので、ワイヤーの幅が広くなりがちなArt Coikにも対応してくれます。
そんな24mmをトリッカーのトモピーがレビューしていますので、一応貼っておきますね。
なんか限定公開の設定になってるみたいですけど、みんな見れるのかな?YouTubeの仕様とかよくわかんないや。しかしいつもながら高めのテンションで色々言っています。
なんか長くなっちゃいましたが、そろそろおしまいです。
外出先でも機関車トーマスの真似事ができるなんて胸熱!!しかもおいしいなんて何事!!
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