前置き(長いから飛ばしておk)
ギリシャからNEWタンクがやってきました。
2017年最初に着弾した記念すべきアトマイザーです。
2016年最後に着弾したのがHUSSARなので、2016年はタンク着弾で終わり、2017年はタンク着弾から始まるというRDA大好きな私の所業とは思えない事態になりました。
そしてこの子をめぐり、あんなにクソほどしんどい争奪戦が繰り広げられようとは思っていませんでした。
【発売日2016/12/29 AM01:00(日本時間)】
10分前からサイトが重すぎてトップページすら開きません。
そしてそんな状態が1時間以上続きました。たぶん。そのときの私の状況はこんなです。
タカユウ「ポチッ(ページ読み込み)」
~1時間後~
タカユウ「ポチポチポチッ(ページ読み込み)」
タカユウ「え、なにこれ?しんどすぎ」
~さらに30分後~
タカユウ「きたああああああああ!開いたあああああああああ!売り切れてるうううううう!!」
タカユウ「まてよ、これはAirじゃない。MTLだ!!!!Airのページはどこぞ!!!あったああああああ!!売り切れてるうううううう!!」
発売されて1時間半経ってんだもん、当然か。ただ、ヘビのようにしつこい私はそこから30分くらいサイトを眺めてました。
Airの在庫が復活しました。
タカユウ「ポチっ(真顔)」
タカユウ「買えたやン」
そしてそこからが早かった。
ギリシャ発送(12/29)→ドイツ→イタリア→中国→日本(12/31)というギリシャ→日本間を中一日というDHLの本気っぷり。
でもJapan DHLが年末年始の休みだったので着弾は1/4でしたけどね。
という経緯があったわけですが、世界中から注目されている旬なアトマイザーの一つなのではないでしょうか?知らないけど。
本題
Skyline RTA Air
(direct lung hit)
by eSmokeGuru
スペック
- 直径:22mm
- 高さ:52.16mm(ドリップチップ含まず)
- タンク容量:4ml
- デッキビルドホール:2mm
- 楽チンなトップフィル機構
- 可変エアフローコントロール
- 可変ジュースコントロール
- 高い耐熱性
- Double chamber(?)
- リキッドをフルに入れてる状態でデッキにアクセス可能
- 510接続
- 3桁と8桁の番号でウェブ認証システム(?)
- 素材:ステンレススチール(316L)
- タンク:Glass Soda lime Tempered
マーカーしてあるのは、個人的にタンクに欲しい機能です。これがなければ買ってませんでした。
そしてまず、Skylineには「口吸い向きのMTL」と、「直肺吸い向きのAir」の2種類が存在します。
私が購入したのはもちろんAir。
ただし、別売デッキ単品(€33.00)を交換することでMTLとAirどちらも楽しめます。
ウェブ認証システムとかはわかりません正直すまんかった。
開封
まさかアトマイザーが入ってるとは到底思えない箱に入っています。これは手作りらしいです。
開けます。
広い面積に対して内容物の面積の狭さよ。高級感を感じざるを得ない。
高級料理店でよくこういうものを見かけますね。無駄に大きな皿にちょこっと乗っている食事。もっとよこせよと。
あと、すごい薬品臭。
アトマからではなく箱からのスメルですわこれ。ニスとか塗装とかそんなようなニオイ。だけど、アトマイザー本体じゃないから問題なし。
本体
本体は重めですね。デジタルスケールはまだ買ってませんが、軽いMODに装着すると不安定になるくらいには重いです。
小さくもはっきりと主張するエングレービングかっけぇ!!!
底面
8桁のナンバーがあります。意味はわかりません。
バラす
普段RDAばっかり使っていたので「さすがRTAはパーツが多いわぁ」と感じるくらい多いです。
これが重さの原因でもあると思いますね。いたしかたなしと言ったところでしょうか。
パーツの構成はMTLも基本的には一緒です。
デッキ
これがMTLとの違いでしょうが、空気の通り道がMTLに比べると大きいです。
AirとMTLはエアフローsizeが違うだけと思っています。MTL持ってないのでわかりませんが。
バラすとこうなるのですが、ポジティブピンをマイナスドライバーで外してから、デッキ部をクルクルしたほうがバラしやすいとオモイマス。
しかし写真右側のデッキがまぁ固いのね。いやホントくっそみたいに固かったね。外人はパワーのかけ方がやばい。
2万以上もするアトマイザーなのでスレッドの精度とかは疑ってない。疑いたくない。
デッキの側面に開いている穴が見えると思うのですが、これが供給口です。左右に二つあります。
ボトムエアフローデッキらしい形状をしています。RTAにあまり触れていないので他がどうのこうのはわかりませんが、RDAでいうジュースウェルのような部分がけっこう深く、かつスペース広いんですよねぇ。
ここはコットンで埋め尽くすためのスペースなのかそうでないのか・・・悩みの元凶ともなりそうな作りをしてやがる。
チャンバー
ドームまではいきませんが、ゆるやかなテーパーがかかっているように見えます。
トップキャップ部
もうこのショットだけでだいぶ絵になるよねこれ。好きよこの感じ。
まずドリップチップが外れます。普通の510接続です。
次にリングのようなものを外します。これはスレッドで普通にクルクルやれば外れます。
そしてヌルヌルまわるのでここは精度の高さがうかがえます。値段相応。
最後にドリチが挟まってたこのパーツを外します。これは上に抜いてあげるだけでスポっといきます。
さっきのリングはこれがスッポ抜けないようにあるんでしょうね。一体型になっていないのはこのアトマイザーの機能のためだと思われますが、それについては後述します。ってかこの記事がかなり長くなる気しかしなくなってきた。二部構成にしーよぉ。出し惜しも。
話戻すと、ここまで外してリキチャする穴が現れます。私の知る限り、トップフィルの中では手間がかかるほうです。まぁひと手間ですけど、そのひと手間をどう思うかですね。僕は何も思いませんしむしろ無関心です。ただ、もう一個工程が増えたら面倒だなーと思います。
最後に抜いたパーツの穴は六角の形状になっていて
そしてもちろん棒のほうも六角になっていますね。
特殊なジュースコントロール
これがジュースホール全開です。
ジュースホールを閉じたいときには
くぼみがあるパーツ。これをまわします。さきほど六角の穴が空いてたパーツです。
閉じるときは時計回りにまわすと
お、回転しながら壁が下りてきた!!
ガシャーーーーーン!!イエエエエエエエエエエエエエエエエエエイ!!
いいねこれ!!!斬新!!!楽しい!!!
なんかねー、ところどころ液体が見えるんだけどね、これ着弾してリキッドを入れる前だから得体のしれない液体です。ちゃんと使用前は洗いましょう。
エアホール
これ全開。まだちょっと余力ありそうだけど全開。正確にいうとその余力部分も開くことができますが、とりあえずはここで止まります。説明するのが面倒なので割愛。
10×2mmくらいのけっこう大き目な穴が2個開いています。
全開のときはダイレクトラングヒットと謳っている通り、スムーズに直で肺に送りこむことが可能ですが、スッカスカではなく少しだけ抵抗は感じます。極端なクラウドチェイサーには不向きだと言えるでしょう。個人的には許容範囲ですね。最近流行りまくっているHADALYの全開よりちょっとだけタイトだと言えばわかりやすいでしょうかね。
これ全閉。
かなりタイトっていうかタバコ吸いがかろうじて可能なレベルです。2万以上するんだか(ry
そしてもう片方の穴には
1年の日数が刻まれています。
嘘です。シリアルナンバーが刻まれています。
まじシャレオツ。カウパー漏れた。
パンツ湿っちゃったので今日はおしまい
後編はこちら→「Skyline RTA Air (direct lung hit) by eSmokeGuru」RTAレビュー弐