これはマジでワクワクさせるアトマイザーがきました。こんなの見たことないです。発想がすごい。ドイツでデザインされ、中国で作られたスーパーワクワクRDAの紹介です。味については未知数すぎます。味が薄ければ自分のスキルを棚にあげて「見かけ倒し」「発想は良かったよね」っていう形で締めくくることになりそうですが、個人的にもそうならないことを願います。
真面目か!!!
CETO RDA 24mm
セト アールディーエー
by Cthulhu MOD
クトゥルフ
【提供】VAPP
スペック
業界初のステンメッシュRDA
直径:24mm
高さ:44mm
重さ:43.5g
メッシュRDAとかわけわからないと思いますが、要はコイルの代わりにステンメッシュを使用するということ。リキッドを保持させるコットンの代わりにステンメッシュを使用するジェネシスビルドとは異なります。ちょっと何言っているのか意味わからないと思うので後に出てくる写真をご確認ください。
開封
マスプロらしからぬ良さげなBOX仕様になっていますね
くぱぁ
裏側の紐がついているほうから開けます。さもないと中身が全部落ちます
付属品
1×CETO RDA
2×SS304メッシュシート
1×510ドリップチップアダプター
1×BFピン
スペアパーツ
こういうのもなんだけども、510もBFピンもおそらく使う人はほぼいないんじゃないかと思います。いや、意外といるのかな。
外観とか
長い
サイドにドロップ型のエアホールが6つ空いています。およそ普通のRDAにはない数と場所ですね。全開にするとスッカスカです。暖簾に腕押しレベルでスカスカです。
基本的にはこの4つのパーツで構成されています。
これが初めて見るおもしろ形状のデッキです。メッシュシートを挟むためのものでありますので、そもそもワイヤーホールは存在しません。
くぱぁしているところにシートを挟み込むわけですねわかります!
ジュースウェルもあります。
そして最近マスプロでも多く採用されているドーム型のトップキャップ。ワイドボアなので「気持ちカーブしてるなー」レベルですが、ちゃんとカーブしています。
早速ビルドしてみます
メッシュシートをカットします。
セッティングできるMAX幅は10mmだそうで。最初はMAXで組んでみますね。
一応こんな感じになりましたが、セッティングはめちゃくちゃ楽です。
カットしたシートを挟み込むだけですもの。
*一般的にステンメッシュをジェネシスタイプのアトマイザーのウィックとして使用する際には、酸化被膜を形成させるためにステンメッシュをめっちゃ焼くと思うのですが、これは焼いたらダメです。通電しなくなります。
コレおもしれええええええ(灬╹ω╹灬)ドキドキ pic.twitter.com/VwmudcJulr
— VAPE道〜タカユウ〜 (@vape_road) August 3, 2017
そしてこうなるわけですね。スイッチを離してからの赤熱が一気に引く様子が非常に見てて新鮮ですねー!!ご覧のとおり抵抗値は0.24Ω前後でかなり低め。
上の動画では52Wと60Wでファイアでしてみましたが、メーカーによると
70~120Wで運用すると幸せになるらしいです。
つまりデュアルバッテリーMODの使用を前提にするべきですね。
ということでウィッキングです。
これがなかなかいい方法が見つからないポイントなのですが、いつもの容量でコットンをくるくるしたものを差し込むパターンと、小さいコットンをどんどん穴に放り込むパターンのどちらがいいのかちょっと今の段階では判断がついていません。
今回はいつもの容量でくるくるしたコットンを差し込んでみました。
まずリキッド保持量がRDAの中では異次元です。3mlくらいは余裕で保持します。
吸ってみる
まず驚くべきがミストの細やかさです。そのくせミストめっちゃくちゃ出ます。ボディーは細めなのに巨乳なのね!のようなうれしいギャップです。コットンとの接地面積がかなり多く出力が高いのだから当然かもしれませんがもはやクラウドチェイスです。そして当然のようにミスト温度は高めです。
味については普通です。ミストが異常にシルキーなのである程度補正はされているでしょうが、それでも結果的には味は普通です。つまりヤセ巨乳だけども顔は普通。こんな感じです。めちゃくちゃわかりやすいっスね。
というかむしろこんだけの爆煙でここまで味が残るのはそれはそれですごいことのような気もします。そこらへんは爆煙ユーザーに意見を聞きたいところです。
恐るべきドライヒット
ジェネシスアトマイザーを使用したことがある方はご存知かと思うのですが、ドライヒットしたときの喉への体感ダメージがコットンの比じゃないです。しかもジェネシスアトマは基本的に20W前後の運用で、それのドライヒットですら悶絶なのにこれは70Wです。想像しただけでタマヒュンです。僕は無事死亡しました。
↑これがドライヒットの原因です。開けてびっくり「一部だけめちゃめちゃ赤熱してるやないか!!」何が困るってなんでこうなったのか原因がはっきりしない点。リキッドは十分保持していたはずなので、コイルでいうホットスポットが発生していたのだと推測はできます。
これは避けねばならない現象なので検証してみました。そのうえでおススメのビルドを紹介します。
タカユウ的おススメビルド
- まずメッシュの幅は5~7mm。MAXの10mmにするとメッシュがたわみやすくなり、それがホットスポットの原因になりうる(確証はない)
- メッシュをデッキにセットする
- コットンをちぎりながらメッシュの穴にある程度パンパンになるまで放り込む
- 固定していたメッシュの片方のみを外し、外した側のメッシュの先端をつかみ引っ張る。コットンを締め上げる要領で。
- そして再度メッシュを固定する。
- はみ出たメッシュをカットする。
- メッシュ内部のコットンはキツキツパンパン状態で、メッシュとの隙間も極力ないはず
個人的にはこれでドライヒットを避けつつおいしく爆煙プレイが可能になっています。是非試していただきたいし、オススメビルドがあれば教えていただきたいです。
まとめ
- ビルド自体はめちゃくちゃ簡単
- ミストの質はものっそいシルキー
- 高出力を必要とするのでミストめっちゃ出る
- ドライヒットしたときは漏れなく喉が死亡する
- セッティングが若干シビアか
- 味は普通
クトゥルフの比類なき探求心がこういう形になったと思われます。その試みは非常に興味深く今回の場合は主にクラウドチェイサー向けに仕上がりました。
どちらかといえばリーズナブルなアトマイザーなので、気になる方は是非試してみてもらいたいと思います。
詳細・購入はこちら
Giveaway
この記事で告知するのもあれですが、今回のGiveawayはこちらです
DRAG 157W by VOOPOOです。VAPPさまの協賛で1名様にプレゼントします。ちなみに応募方法なのですが、試験的にちょっといつもより面倒かもしれませんがご了承ください。
レビューはこちら→
「DRAG 157W by VOOPOO」VAPEテクニカルMODレビュー
応募方法
- TwitterでVAPE道〜タカユウ〜のCETO RDAの記事告知をリツイート&「X1」とコメント
以上
選考方法
リツイートかX1どちらかで集計をし、ランダマイザーにかけます。3回やって1位の人にプレゼントします。そして当選者には私からDMを送ります。VAPE道〜タカユウ〜をフォローしていただいていなければDMが送れないので2位の方が繰り上げ当選となります。
〆切
2017.8.17 23:59
発送は8/19か20くらいには発送する予定です。
ちなみにDRAGはめっちゃ立ち上がりが早いのでそれだけでかなりオススメ。ただデュアルだからやっぱり大きめです。