「Origen Tiny Tank 16 by Norbart」アトマイザーレビュー

もう最近気になるアトマイザーばかりで目に毒。ホント目に毒。

世界中のメーカーは三カ月くらい新作リリースするのやめてくれないかね。割とガチで。

ということで物欲に負けた私が買ったアトマイザーのレビュー

Norbert

「Origen Tiny Tank 16」

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細長いね!!

これの考えられる良さというのはドリッパーのような味を出しつつタンクのような楽ちん運用。

これに尽きると思われます。origen16をポルシェボクスター(レンタカー)に浮かれている間に紛失したという経緯がある私としては是非手に入れたいアトマでございました。

ということでさっそく見ていきます。

概要

  • 直径 16mm
  • 高さ 32mm
  • ステンレススチール
  • タンク容量 約1,5ml
  • シングルコイル
  • ハンガリー製
  • ドリップチップは付属しません(上の写真のDTは今は亡きorigen littleの遺品)

画像を見ていただくとわかるのですが、径が16mmのタンクタイプということですので細長い印象です。

なぜかOrigenシリーズ大好きなんですよねぇ。おいしいし見た目もいい。

自然と高まる期待感。

分解

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一番左がデッキで一番右がタンク。

origen littleと大きく違う点が、こちらはシングルコイル前提というところです。

ですのでAFCリングにホールは1つでスリーブにも片方しか穴が開いていません。

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4つ開いていますね。一番大きなエアホールでもそんなにドローは軽くないですが、16mmというアトマイザーの中ではだいぶ軽い部類かと思います。タイトドローが苦手な僕にぴったりじゃんかよ。

14mm、16mmで軽いドローのアトマがもっと多くてもいいと思うの。

そう思わない?

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底面にはいつもみたいに手書き風なマーキング。

世界でバカ売れなはずなのになぜ一桁台なのか。そういえば0007の人が身近にいたんですよね。今度会ったときにこっそり替えとこ。それにしても若い番号やゾロ目に惹かれるのはなんでなのかしら。

ウィックへのリキッド供給

上のタンクにはもちろんリキッド、下のデッキには通常のorigen littleのようなデッキ。

タンクから伸びている2本のチューブのようなところからリキッドが落ちてきます。

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いわゆる負圧システムを利用しているということでしょうかね。

VAPING中、デッキ内の気圧が下がります。するとタンク内部のリキッドがデッキの方に引き寄せられることでリキッドがポタポタ落ちるわけです。こうやって常にウィックにリキッドを補充するということですね。

たぶんね。

ビルドしてみる

ポールは2ポール。

一見デュアルもできそうですが、先述のとおりシングル用です。

ということで組んでみます。

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24g3mmコア5ラップ非マイクロ

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で、これは個人的なビルドのこだわりなのですが、エアホールの高さとコイルの高さを合わせたいタイプ。エアーを直接当ててあげたいタイプ。

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こういう感じ。うん、ちょっとズレてるけどね。

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こういう感じに後ろ側にコットンを回り込ませます。この画像でいう手前のコットンの先端にリキッドが落ちる算段。

ただ、3mmコアでコイルを作るとなんか窮屈なので2.5mmのマイクロくらいがちょうどいいかもしれませんね。

次はタンク部分にリキッドを入れます。

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この二本の穴のどちらでもいいので、ボトルの先端を突き刺し注入します。

ですが、先の部分が太めのリキッドだと難しい気がします。先がシリンジみたいになってるのが理想ですね。

そして充填が終わったらデッキに装着します。

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そして意外にもリキッドの出入り口を下にしてもリキッドは出てきませんでした。

すごいね!!

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デッキへの装着の仕方としては、リキッド注入口が赤い〇のところにくるようにセッティングするんですね。

シングル運用しかできないというのはこういうことだったんです。

吸ってみます

うむうむ。うまい。

エアホール最大でも若干タイトだったのが意外でしたが、ゆっくりじっくり吸いたい感じですね。

少なくとも爆煙には不向きです。今回はちょっと抵抗値低めですが0.8Ωの20Wくらいがちょうどいいかも。

いやしかしドリッパーの味なのにいリキチャしなくていいことの素晴らしさよ。

スカスカドローが好きな人にはちょっとオススメしにくいですが、細い径とタイトめなドローが好きでリキチャが煩わしいと思っている人には激しくオススメしたく候。

 

そしてデッキにちゃんとリキッド供給されてるかなーと思い開けてみたら

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ちゃっぷちゃぷぅぅぅぅ!!

こういうの好きじゃないんですよねー。横にすると絶対漏れるやん。

ということで

ウィッキング変更

コットン増やしちゃおう、と。

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このようにコットン追加。

ちゃんとエアーの通り道を確保しながらコイルと逆サイドの壁に沿わす形にしてあげる。

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横から見たところ。ちょっと小山のようにしてあげました。

こうすることでチャンバー内の空間が狭くなり、よりおいしくなればいいなと期待も込めちゃう。

その結果。

海にならないンゴ!!!

味にそんなに変化はなかったような感じ。。。

ですが、快適なVAPINGを実現することができました。

あとはそのままポケットに入れてお出かけしても漏れないか。これ重要。

漏れ検証

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このようにティッシュペーパーを軽く巻いて出勤。

そしたらどうしたことでしょう。

1滴もリキッドが外出した様子がありませんでした。

小山がいい仕事してるぜえええええええええええ!!

「コイルの逆サイドに小山」これポイントね。

ビルド番外編

どうしてもシングルでしか運用できないため、ツイスト以上にしてあげたほうがミスト量増えんじゃねーのかな。という浅はかな考えで作ってみました。

32g×5本のツイストに32gをクラプトン巻き

32gカンタル線の消費が捗るぜ!!

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2.4mmコア5巻で0.55Ω。これなかなか良いwwwうまいよwww

ちなみに、クラプトンコイルって、自分で作ってみると思い入れが入って加点しがち。

でも楽しいからやってみてもらいたい。

一家に一台は必ずあるドリルドライバーで作れますから。

【購入元】VAPECHK