コンベクション方式で大人気のFenixにMiniが登場!!小さくなっただけでなく、Fenixには搭載していない液晶付き!!発売当時は品薄につきプレミア扱いでしたが、現在は安定して供給ができているということで、このタイミングでのレビューになったわけです。そうです、レビューを遅めにしたのはわざとです。レビューしておいて「いや売り切れやないかーい!!」って怒られるのイヤですもん。
というわけで久しぶりのヴェポライザーのレビューいたします!!
Fenix mini
フェニックスミニ
by WEECKE
スペック
- バッテリー容量:1600mAh
- コンベクション方式(空気対流式)
- ワックス使用可
- 4分で自動電源OFF
- 摂氏・華氏表示
- 過充電、短絡保護
- 充電時間:2時間
コンベクションとは
コンベクションとは空気対流式による加熱方式で、直接タバコ葉を熱するのではなく、熱風をチャンバー内に送り込む方式。チャンバーが汚れにくいだけでなく、味も加熱式よりもGOODだと言われている今一番アツいシステムです。
ヴェポライザーのランニングコスト
なぜヴェポライザーの注目度がここ数カ月で飛躍的に上昇しているか。その理由は下記の要員がかなり大きいでしょう。ということでおさらいです。
まず最初にいかにコストパフォーマンスに優れているかを示します。
例えば当記事にも登場するCOLTS GREEN TEAというシャグですが、販売価格がおよそ900円で40g入っています。
そしてこのヴェポライザーで一回に使用する量は多くても0.3gほどでしょう。
つまり900円で130回以上吸える計算になります。
メビウスが今ひと箱いくらでしたっけ?440円?だとすると、メビウス2箱(40本)の金額で130本分吸えるということになります。
タバコ40本分の金額で130本分吸えるということになります。
重要なところをわかりやすくするために2回言いました。
もっと言うと、リアタバを1日1箱吸っているとすると
1ヵ月に440円(20本)×30日=13,200円(600本)
600本分を本機で吸うには900円のシャグ4.6袋が必要。つまり4.6袋×900円=4,554円。
13,200円分のタバコ代が4,554円になるわけです。ひと月で8,646円が浮く計算になります。計算合ってますか??合っていたとしたらものすごい節約効果ですね。そりゃ人気出ますわ。
自分で書いたやつの引用ですが、ご覧のようにヴェポライザーのランニングコストはかなり優れていると思います。
開封&外観
【内容物】
- 1×Fenix mini
- 1×microUSBケーブル
- メンテナンスキット
- 予備パーツ
- オイル・ワックス用タンク
- マニュアル(日本語なし)
Fenixと比べると非常にコンパクトになっています。見た感じラバーっぽい感じだと分かると思いますが、ラバーです。サラサラな手触りで非常によろしい。私は好きですこの感じ。
側面正面(?)には操作スイッチがあります。
上の一番大きなボタンが電源ボタンで下の二つがVAPEでいうところの+/-ボタン。
底面にはUSBポートとエアー吸入口。ベイパーとしてはこんなところに吸入口があると違和感マックスッス。ここ塞ぐとドロー(吸い心地)が激重になるます。
かなり広めのマウスピース。
ここがパカっと外れます。画像でいうと左方向に力を加えながら外します。ハメるときは逆の要領でOKです。
ここがお馴染みチャンバーです。シャグ等を入れるところですね。広さも十分ですので、入れにくいということもなさそう。
で、さっきもちょろっとお見せしたマウスピースなのですが、意外にもエアーの通り道は狭いので、吸い心地も軽すぎないくらいに調整されています。
マウスピースの逆サイドはこうなっています。ここのブルーのシリコンとステンレスの網目プレートの予備が付属品に入っていましたね。ちなみにこれを外すと中は空洞です。何も入っていませんし、何も入れちゃいけませんのでご注意を。
使ってみます
使い方はほかのヴェポライザーと同じで、先ほどお見せしたチャンバー内に今回はシャグを入れてみます。
入れなさすぎも入れすぎも良くないので、色々具合を試してみるのがいいかと思います。そこはもう言葉で説明するより体に叩き込む系の感覚です。
電源ボタンを素早く5クリックで起動します。起動すると同時に加熱がはじまり
ここが赤く光ります。赤く光っている間は加熱中です。
グリーンになれば準備OKです!!
摂氏と華氏の切り替えは電源ボタンとマイナスボタンを2秒間同時押しです。
高温度→喫味、キックが強くミストも多め
低温度→上記の項目すべてがマイルドに
加熱が完了したら、上部にTime:〇〇Sと出ているのがお分かりいただけると思いますが、これはカウントダウン機能があります。ここがゼロになると電源が自動で落ちます。感覚的に「あと何回くらい吸える」というのが分かるので、これはとても便利ぃ!!
左下のがいわずもがなのバッテリー残量。その右が設定温度。+/-ボタンを押すことで温度の変更が可能。細かい温度設定ができるのもデジタル表記があってこその恩恵。
吸ってみます
ちいちゃいですねぇ!!せっかくだからFenixと比べてみます
ちいちゃいですねぇ!!!!!!
味の出方についてはFenixと同等。コンベクションタイプらしいマイルドな味わいで、喉へのキックもたんと味わうことができます。やはり僕は加熱式よりもこっちのほうが好きですね。
非推奨ではありますが、リキッドを3滴くらい垂らしてあげたほうがミストの量も風味も増すので、私は垂らしたほうが好み。
一見すると大きすぎると思われがちなマウスピースも平べったいおかげでとくに違和感を感じることもなく吸うことができました。
そしてやはり大きなメリットであるそのコンパクトさはホントにいい。このサイズでここまでの吸いごたえと味を提供してくれるのはすごい。
そしてコンベクションタイプの特徴でもあるのですが、吸い終わったあとのチャンバー内部がかなり汚れにくい。これもかなり優良ポイント。メンテめんどくさいですもんね。
ただやはりいいことだけではなく、トレードオフとしては「減少したバッテリー容量」が無視できない点ではあります。吸う頻度が人それぞれなので断定的なことは言いにくいですが、一日の外出のみなら耐えられる可能性が高いと思います。しかし飲み会が入ったりするとおそらく飲み会中にバッテリーが臨終してしまう算段が高いと思います。でもマイクロUSBで気軽に充電ができるので、PCで充電したり車で充電したりモバイルバッテリーで充電したりそこまで問題でもないような気もします。
まとめ
- ちっちゃい
- コンベクションタイプで味がいい
- チャンバー内部が汚れにくい
- バッテリーに不安が残るかも
- 操作が簡単
- そしてやはり便利なモニター
- 個人的にはFenixよりもこっちを勧める
- だけど一番勧めたいのはVAPE
ちなみにFenixのレビューもしているのでそちらもよかったら覗いてみてくださいな。
→「Fenix(フェニックス) by WEECKE」【ヴェポライザー】レビュー