ヴェポライザーの進化がすごい
それとともにヴェポライザーの認知度が暴騰しているようです。おまけにVAPE道が今一番読まれている記事もヴェポライザーの記事です(1/27現在)。
VAPEがメインのVAPE道としてはとても微妙な気分です(●´ω`●)
カレー屋なのに一番注文が多いのがコーラです。みたいな感じですか?違いますか?
Fenix
フェニックス
by WEECKE
いわゆるヴェポライザー全体にいえるメリットは周知のとおりですが
素晴らしいコストパフォーマンス
そして最初に言ってしまいますが、この子のウリは
流行りの空気対流式採用!!
大きなバッテリー容量!!
スペック
コンベクション(空気対流式)タイプ
サイズ:111mm×28mm×58mm
バッテリー容量:2200mAh(内蔵)
加熱時間:40秒
モード:エンハンス(強力)&ソフト
温度管理:170℃、180℃、190℃、210℃
5分オート電源OFF
★空気対流式とは★
チャンバー内を直接加熱するのでは無く、熱した空気を葉の中に通すことによって吸引するタイプです。チャンバー加熱式だと葉の外側から熱していきますが、空気加熱式の場合葉全体を熱された空気が通るため、葉の成分を均一に抽出できます。
それにより、ムラがなく非常に濃厚な味わいを楽しむことが出来ます。
また、チャンバー内が焦げつかないのでメンテナンスも簡単です。
販売元にはこのように書いてあるのですが
これが本当なら素晴らしいシステムじゃないですか?!と思いました。
開封&外観
【付属品】
・取扱説明書(英語)
・FENIX本体
・マウスピース
・ワックス&オイルキャップ
・充電用USBコード
・オイル・ワックス用カップ
・メッシュスクリーン
・クリーニングブラシ
・ピンセット
・パッキングツール
マニュアルは英語表記だぜ!!!
これが本機唯一のボタン。VAPEでいうところのペン型のスターターといったところでしょうか。一つしかないので迷うことがないです。たぶん。慣れたら考えることを放棄しながらでも使用できると思います。
底面には充電用のUSBポートと空気を取り入れる無数の穴群
ちいっとデカイ気がするですね、コレ。
ただ全体的にラバー塗装のようなマットでサラサラな仕上げなので手触りはすこぶる良好でござる。
このままじゃよくわからないと思いますが、マウスピースがここにあります・・・
シャキーン!!
(いそまるの「成り上がり!!」のポーズそっくりな動きじゃん。)と思いましたが、このネタが分かるひとはスロッカスです。
これ、マウスピース(吸い口)です。
ちなみにこれは取り外しが可能ですが、510規格ではないようです。このマウスピースでしか使用できませんのでご注意を。
パカッとここを開けます
けっこう強めのマグネットが装着されているので、不意にポロっといっちゃうこともなさそうです。
ここがチャンバーであり、シャグを詰め込むところです。
けっこう広めであり、出し入れが容易に行えそう。
ちなみにこの青いリングの部分は消耗品なのか、交換できるようになっていますし、予備パーツも入ってます
こうして
こうですね。
使ってみる
シャグ入れます
このときに、2~3滴のリキッドを入れるとミスト量が増加し、味もマイルドになるって先人様が仰ってた!!
ただ、液体を入れると故障する危険性もあるので自己責任というかそんな感じでお願いしま。
ボタンを5回クリックし電源ON
すると自動的に発熱開始します
発熱中はここのライトが点滅します
点滅⇒点灯に変わったら準備OKのサイン
あとは2クリックごとに温度調整できます
緑(170℃)
青(180℃)
紫(190℃)
赤(210℃)
吸う
おおなんだこれは。前に吸ったのとだいぶ違う。
なんだかマイルドなのに喉へのキックがすごい。
まるで元祖ツヨカワ女子のRENAみたいな感じ。
なんというか柔らかいのに重い吸い心地。
あと味がすごいクリア。
これが流行りのコンベクションタイプの実力ですか。思ったよりも加熱式と全然違いました。
全然違いました。
ここまで違うのか。というほどに。
加熱式よりも、より純粋に葉っぱの味を感じることができているように思います。
左が使用後で右が使用前
熱風にさらされてちゃんと熱が入っているのがわかりますね。
ミストほとんどでない
ミストが本当にほとんど出ないです。「え?出てるのコレ?」っていうくらい出ないです。
むしろそれがいいというシチュエーションもあろうかと思いますが、生粋のVAPERの私から見るとまるで物足りない。けどキックが凄いという矛盾に最初は脳が混乱しました。
リキッドを2滴ほど垂らしてあげることで少し出るようになったとともに、味もよりまろやかになった気がしたので、私はもっぱらリキッド垂らす派です。
メンテが楽
いろいろなレビュアーが言っている通り、メンテが楽ちんでした。チャンバー内部に燃えカスがこびりつくこともなく、吸い終わった葉っぱがポロっと取れます。
メンテの楽さというのは続けていくには重要な要素だと考えます。
サイズがやはり気になるかも
男性ならいいかもしれませんが、女性にとってはこのサイズは少し大きく感じるかもしれません。
しかし重量は軽いのでそんなに気にならないかも。
手巻き派の人がどう感じるか
個人的にはここがもっとも重要なポイントだと思うのですが「火で燃やして吸うそれとは別物」と考えるのが自然だと思います。紙巻たばことアイコスがまったく味が違うように、これも違います。
手巻きタバコはペーパーや葉っぱが実際に燃えているからこそうまいものである。という方も必ずいると思いますし、その気持ちもよくわかります。
それとこれとは同じ葉っぱを使えどもまったく別物として捉えることが必要であり、その違いをどう捉えるかは人それぞれだと思います。
「やっぱり手巻きタバコに火をつけるのが一番うまい」と感じる方もいるでしょうし
「手巻きタバコよりも俄然うまい。メンテも楽だし完全に上位互換じゃん」と感じる方もいるでしょう。
なにが言いたいかと言うと
どちらに転ぶかは使ってみなきゃわからない
やはり注目すべきはコスパの高さ
過去記事で書いた内容を自分で引用します
まず最初にいかにコストパフォーマンスに優れているかを示します。
例えば当記事にも登場するCOLTS GREEN TEAというシャグですが、販売価格がおよそ900円で40g入っています。
そしてこのヴェポライザーで一回に使用する量は多くても0.3gほどでしょう。
つまり900円で130回以上吸える計算になります。
メビウスが今ひと箱いくらでしたっけ?440円?だとすると、メビウス2箱(40本)の金額で130本分吸えるということになります。
タバコ40本分の金額で130本分吸えるということになります。
重要なところをわかりやすくするために2回言いました。
もっと言うと、リアタバを1日1箱吸っているとすると
1ヵ月に440円(20本)×30日=13,200円(600本)
600本分を本機で吸うには900円のシャグ4.6袋が必要。つまり4.6袋×900円=4,554円。
13,200円分のタバコ代が4,554円になるわけです。ひと月で8,646円が浮く計算になります。計算合ってますか??合っていたとしたらものすごい節約効果ですね。そりゃ人気出ますわ。
こういうことです。たばこ税が上昇トレンドの今、ヴェポライザーへの移行が進むのもうなずけますよね。
モニターがない
色で温度がわかるので、いらないといえばいらないのですが、あったほうがいいと思う方もいるでしょう。
意外と使えるモード変更
電源ON時にボタン長押しで強い点滅がエンハンス(強力)モード。ゆっくりとした点滅がソフトモードになります。
喫味が弱いなって思ったらエンハンスモードに。喫味がつおいなって思ったらソフトモードに。温度を変更することなく変更できるのが意外と使いやすかったです。
まとめ
- 加熱式とは味がかなり異なり、喫味がマイルドである
- 純粋な葉っぱの味を感じることができる
- メンテがとても楽
- やはりコスパはかなり高い
- サイズが大きめ
- シンプルで使いやすい
- うれしい大容量バッテリー
- 吸い口がガシガシ噛まれたストローみたい
私としては俄然加熱式よりもコンベクションタイプのコレを推します。加熱式で満足している人にも是非この違いを体感してもらいたいと強く思いますし、ヴェポライザーをまだ持ってない人には加熱式ではなくコンベクションタイプのこちらを購入されることをオススメします。
以前レビューしておいて何なのですが、今加熱式を買うメリットが見当たらないです。私には。