2.5mm径と3.5mm径で抵抗値を揃えた場合どっちがおいしいんか検証してみるけんね

良くも悪くも大変反響があった前回の検証に続き、今回も検証いきます。前回の記事はこちら→2.5mm径のコイルと3.5mm径のコイル。どっちがおいしいか検証してみた

その記事を公開したところ

は?それじゃ径だけでなく抵抗値も違うだろうがクソみたいな記事書きやがってアホんだら恥を知れ頭イッてんの?

原文はこんなんじゃなかったですがメンタルがさながら絹豆腐な私はこんな受け取り方をしました。ということでこのような叱咤激励をVAPE道ファン様から頂戴し、今回はご指摘いただいた通り抵抗値を揃えて検証してみました。

 

検証方法

  • 同じアトマイザー(今回はArmor RDA)
  • コイル径は2.5mmと3.5mm
  • カンタルA1ワイヤーの24ゲージ
  • 抵抗値は0.65Ω近辺
  • 出力は19Wと20Wとかそこらへんで揃える
  • リキッドは今回もこちら

セッティング

今回協力していただいたVEPORA 静岡の店長Kenさんに全部お願いしちゃいまして。

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2.5mm径で8巻して0.64Ω

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3.5mm径で6巻して0.67Ω

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店長渾身の単線ビルドですどうぞお納めください

ご覧のとおり、もちろん径の違いによりデッキ内部のスペースが違いますね。これも少なからず味に影響があると考えられますね。

驚きの検証結果

今回はVEPORA 静岡にいらっしゃっていたお客さんにもお願いしました。無礼なタカユウは初めてお会いしたベイパーにも「さっせん。ちょっとコレとコレ。吸い比べてもらってもいっスか。さっせん」とか言いながらお願いしました。うざいっスよね。静岡の民はあったかいので快諾していただいて助かりました。

で、今回の検証人数は6ベイパーズ。もちろん私や店長も含みます。

どっちがどういうコイルかというのを明かさずに単純に吸い比べていただき「どっちがおいしいデスカ?」という問いをしたところ

なんと全員回答が一致

さぁ…いったいどちらのコイルが満場一致の結果をもたらしたのでしょうか。。。

ざわ・・・      ざわ・・・
   ざわ・・・
 ざわ・・・    ざわ・・・
    ざわ・・・
ざわ・・・     ざわ・・・

 

「2.5mm径のほうがおいしい」でした

 

意見の多くは

2.5mmのほうが味を濃く感じ、3.5mmのほうが若干ボヤける

ミスト温度については3.5mmのほうが若干高い希ガス

という結果になりました。

これにて「抵抗値を揃えたときにサイドエアフローでよりおいしくいただけるのは2.5mm径」ということで今回の検証は終了です。

誤差の範囲内でありますが抵抗値が異なる。今回の出力では2.5mm径が優勢でしたがもしかしたら3.5mmのほうが優勢になる出力もあるかもしれない。同様に抵抗値の上下(巻数の増減)で優劣が逆転するかもしれない。もしかしたら2.0mmのほうがおいしいかもしれないし4.0mmのほうがおいしいかもしれない。クラプトンコイル等の変則コイルで結果が変化するかも。ボトムエアフローやトップエアフロー、タンクでも同様の結論をもたらすとは限らない。同じサイドエアフロータイプでも結果が異なる可能性も十分ある。そしてたまたま6人がマイノリティー側にいたのかもしれない。これら全て承知の上での検証であります。ので、参考程度にとどめていただければと思います。

現在も色々と検証のリクエストを頂いていますが、現実的に検証方法が可能で気になる点があればコメントなりTwitterでのリプライなどでお知らせください。

その他検証はこちら→検証シリーズ

協力

VEPORA 静岡