2.5mm径のコイルと3.5mm径のコイル。どっちがおいしいか検証してみた

気が付くとVAPEをはじめていつの間にか2年6か月もの月日が経っていた。

そして私は今まで漠然としたイメージでコイルを巻いてきた。

そう、「漠然と」である。

おいしさを追求するために走ったのは、いたずらにアトマイザーを増やすこと。

挙句MODが足りないなどと嘆いていた。正直アホなんじゃないかと思う。

そしてある時気づいた。

「そもそもコイルの内径の差による味の出方の違いを理解することもなくよくここまで偉そうにブログを書いてきたなこのチンコ野郎」と。

ランキングチェッカー

そんなんだけどもGoogle様での検索順位は順調である。大変感謝である。より良いコンテンツを提供していかなければならないという思いも必然と高まる。「vape」で圏外なのは目をつむろう。

質の高いコンテンツを目指すにあたっての第一歩として「漠然としたイメージ」を「揺るぎない解」にしなければならない。しなければならないということはないか。

とにかくそう感じたタカユウは検証シリーズと称して、さまざまな検証を行っていくこととする。その第一弾がこちらである。

細い径のコイルと太い径のコイル。どっちがおいしいのか。

これをちょっとね、検証したいと思いますよ。

今回はVEPORA静岡店さんにお邪魔し、TypeR RDAとビルドセット一式を借り、居合わせたVAPE道のファン(とは言ってなかった)の方と3人で吸い比べて議論をすることにします。議論をしたというか巻き込んだだけですけどねー。

検証方法

使用するワイヤーはカンタルワイヤー24g

2.5mm径の単線シングルコイル3.5mm径の単線コイルを用意。

同じアトマイザー(TypeR RDA)、同じ巻き数同じエアホール同じ出力で交互に吸っていく。

セッティング

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本当は3mmもやろうと思いましたが、面倒なのでやめました

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2.5mm径 0.50Ω

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3.5mm径 0.68Ω

(0.18Ωも抵抗値変わるんやで)

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エアーがそれぞれちょうどコイルのど真ん中にズバーッ!と当たるような位置にセット。

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ウィッキング

もちろん径が違うことによってコットンの入る量、空間の広さが変わってくるのはわかりますね。これがどう味に変化をもたらすのでしょうか。

使用リキッド

検証結果

念のため言っておきますが、以下の結果は二つを比較した場合であり、一般的な見解よりも限定的なシチュエーションです

2.5mm

  • ミスト温度は低め
  • ドロー少しだけ軽め
  • 3人中2人が支持

3.5mm

  • ミスト温度はあったかめ
  • ドロー少しだけ重め
  • 3人中1人が支持

トータルで見るとぶっちゃけるとそんなに差は感じられませんでしたが、各項目に着目しながら比べると少しだけ違いが見えてきました

ミスト温度については好みが大きく分かれるところだと思うので、温度低めが好きならば径は小さく、高めが好きならば径を大きくすれば答えに近づけるかもしれません。コイルとコットンの触れている面積が違うからなのか、エアーによるコイル冷却効果の差なのか。なにが原因なのかまでは突っ込みませんがそういう結果になりました。

ドローについては予想通りといえば予想通りですね。見た感じそんな感じしますもんね。

リキッドによっては暖かめのミストがおいしいのかそうでないのかがありますよね?つまりどういったリキッドを吸うつもりなのか。自分はどちらが好みなのかを考えながらビルドするべきなのかもしれません。

今回の検証で改めて気づいたのはTypeR RDAのおいしさとリキッドのおいしさ。

 


というわけで今回の検証は終了です。

次回の検証は抵抗値を揃えた場合、24ゲージと28ゲージで味はどう変化するかとかやろうとしたら巻き数がめちゃくちゃ偏るからやめた。何にしようかな。

協力

VEPORA 静岡