最初はさぁ、別に24mmのRDAとかいらないと思っていたわけですよ。
ところがさぁ、やけに気になっちゃったアトマイザーが発売されて、いつのまにか惹かれてしまっていたね。
どうせ中途半端なアートコイルしか作れないし、結局普通のコイルでしか使わないってうすうす感じているのに買ってしまったわけです。っていうかGOON22持ってるから余計いらないよね?とか思ったけど、うるせぇ!!って一喝したった。
そもそも24mmのチューブ持ってないしね。でもまぁいいの!買ったからには愛でたんねん!という強い意味を込めてレビューしますNE☆
GOON LP RDA
by 528 custom vapes
スペック
- 24mm径
- ハーフインチドリップチップ
- 510接続
- 金メッキ510ピン
- 金メッキBridgeポスト
- 金メッキクランプ
- ハイブリッド使用OK
- PEEKインスレーター
通電性がいいという噂の金メッキを多く施しているアトマイザーを最近よく見かけますが、VAPEしていてその恩恵を体感できたことはないかもしれません。気にしてないだけかもしれないです。
しかし見た目はとてもいい。キラキラしてるし。
開封
ドーン!!
くぱぁ!!
割とシンプルな感じに収まっています。
中身を拝見します。
付属品
1×GOON LP
1×ウルテムキャップ&スリーブ
1×BFピン
スペア多数
24mmのBFとかそんなに選択肢ありましたっけ?今度スコンカーの伝道師に聞いてみよ。
ウルテムのキャップとスリーブが付いているのでウルテムスッキーな人にはたまらないのではないでしょうか?普通は別売にするところをあえてのセット!!別売にすればもっと売上げ伸びると思うのですが商売が下手なのかな?それともウルテムキャップ付きという付加価値をつけたかったのかな?どっちでもいいか。
本体を見ていく
外観
「俺の名はマーフィー。だがお前らはロボコップと呼べ。」
いやかっこいいですね。このたたずまい。ぽってりしていますがそのサイズに勝るとも劣らないサイズのドリチが一体感を出してくれています。キャップの影の部分が背景と同化していてこれだと余計スリムに見えちゃってます。すみません。そんなことよりロボコップそっくり。
ナイスエングレービング。プラスのネジが見えますがイジってませんし、徹底的に分解したい人でなければイジる必要もおそらくないと思います。
ポジピンが飛び出ていると何がOKなんでしたっけ?
そうです、ハイブリッド接続が可能なんですねー/(^o^)\
見てくださいこのワイドボアっぷり。そして中に見える金メッキのBridge。
ドリチの規格はGOONやKENNEDYと同じハーフインチなので、よくある汎用のドリップチップでは使用できませんのでご注意を。
ドリップチップを外すとこんなエングレーブ。見えないオシャレ。ステキですね。見えないところにオシャレをする江戸っ子の美学と通じるところがありますねって最近なにかのレビューでしましたね。
こういう仕掛けは大好物です。
バラす
ドリップチップ含まなければ3つのパーツで構成されており、大変シンプルです。
エアフロー
エアフローは無段階調整式で、これがヌルヌル気持ちよく動きます。
トップキャップ
ワイドボアのためそもそも穴がでかいのですが、天井は私の大好きなドーム型をしていました。
個人的な思いですが「うまいアトマのキャップ裏はドーム型」というジンクスがあるので、これは期待せざるをえない仕様です。まさかドーム状だったとは思いもしませんでした。
デッキ
おっと、こんなところにもエングレービングが。ウィッキングすれば全然見えなくなってしまうところなのに・・・こういうところまで気を配れるブランドっていうだけで好感度が上昇します。
ジュースウェルは「すっげー深い!」わけではなく、気持ち深めかなーくらいですね。
前作のGOONと一番違うのはここでしょう。下にGOON22のデッキを貼っておきますが、デュアルで組んだ場合に、コイルの4本の足それぞれに独立したクランプが設定されています。
こちらがGOON22です。LPがクランプ4個なのに対し、コイルの足4本に対してクランプは2個です。
個別に設定してあることによって受けられる恩恵は、おそらく「ビルドのし易さ」及び「確実なセット」だと思います。
ノーマルなファーストビルド
24mmもあるのですし、ちょっと太めのモノを長めに巻いてみましょうか。
ドーン!
ボゴーゥフ!!
24ゲージ/3mmコア/11巻/デュアル/0.47Ω
やっぱり最初はラウンドワイヤーで組んでみるべきでしょうという持論のもとビルドをしました。
デッキへの固定は少しコツが必要か
クランプにコイルの足をセットしてからグイーンと下方向へ落としてあげるのですが、以前レビューしたAX-1と同じ要領で大丈夫でした。私はむしろAX-1のレビューが1年前という事実に驚きました。
グイーンと下方向へ落としてあげるために、足の長さをどれくらいに設定すればいいか最初は戸惑うかもしれません。私は今も戸惑っています。長すぎても短すぎてもとエアフローの位置に合わせられなくなりますので。
エアホールから見えるコイル
僕は基本的にはいつもこういうセット。エアホールからコイルが直に当たる位置。賛否両論ありますが、アトマイザーの評価はすべてこの方法でセットしたときのビルドで行っています。
ただ、私も聞く耳を持っています。オススメのセッティングについては常に募集していますから、アトマイザー問わずいつでもおすすめセッティングを教えてください。
ウィッキング
コットンをホゲホゲしてセットしてあげます。
私は低抵抗&高Wで運用する場合のコットン量は割とキツめです。キッツキツの状態がバージンだとしたら、セカンドバージンくらいのキツさといえば分かりやすいでしょうか。
使ってみる
34Wあたりで使用してみます。
リキッドは私が愛してやまないMedusa
うん、うまい。
が、突出したうまさがあるかと言われるとそうでもなく、誤解を恐れずに言えば普通です。
ただ、エアフローを絞りワッテージを28Wくらいにしてじっくり吸うと感じる味わいが増します。
ただそれだと爆煙系アトマでワイドボアであるこのアトマイザーのコンセプトとは違うような気がしないでもないですが、選択肢が増えることはとてもいいことだと思います。
しかしドリチの太いこと太いこと。
ペットボトル飲んでるんじゃないかってくらいには太いですわよコレ。しかしトリックは非常にやりやすい。
優秀なエアフローコントロール
簡単に調整ができるため、その点はストレスフリーです。
全閉にすると全く吸えません。
調整が楽×優秀な全閉=漏れない
これはとてもいいことですね。移動するときはトップキャップをクルッとするだけでいいのですから。
ちょっと手間のかかったセカンドビルド
カンタルA1/28ゲージ&Ni80/40ゲージのクラプトンと
カンタルA1/24ゲージのパラレルをデュアルで0.16Ω
板状のものでワイヤーを挟み込むこのデッキは、上の画像のような組み合わせたワイヤーや、横幅があるワイヤーなどを固定するのに向いています。ただし、パラレルをするときに組み合わせのワイヤーの太さが異なる場合、細い方のワイヤーがうまくデッキに固定されないことがありえます。このため、できる限り組み合わせるワイヤーの太さは揃えたほうがビルドはしやすいでしょう。
*このビルドのような低すぎる抵抗値はやめましょう。使用環境によってはバッテリーに負担がかかりすぎます。そしてそれは事故を引き起こす可能性を高めるため、特に初心者の方は抵抗値には気を遣いましょう。ご安全に。
ウルテムを使うことで様々な表情に
どうですか?
総評
- まず見た目がイカす
- 爆煙系アトマ
- エアフローの調整がピカイチ
- 元祖GOONよりもビルドがしやすい
- 22mmが出れば大人気になると思う
- 味は普通
- やはりコイルアートにもってこい
- トリッカーにもオススメ
購入できるところ
|