「iCare Mini with PCC by Eleaf」スターターレビュー｜ vape道

久しぶりに「残高不足で引き落とし処理が出来ませんでした」というありがたい通知をカード会社様からいただきましたどうもこんにちはタカユウです。ボーナスで充てるから待っててね（血眼自転車操業）

その使い勝手の良さから上級者の目にもとまる存在のスターターキットのレビューをします。

VAPE界隈では一種のムーブメントを起こしていて、その実力にはとても期待しています。

iCare Mini with PCC

by Eleaf

スペック

iCare Mini

サイズ：24.5×12×75mm
リキッド容量：1.3ml
バッテリー容量：320mAh
最大出力：15W
オートスイッチ

なんといっても魅力的なオートスイッチ。「吸えばONに、吸い終わればOFFに」というふうに機械が判断して切替をしてくれます。今までスイッチ式のものしか使ったことがないので、これは楽しくなります。あ、嘘だ。ドンキの300円くらいのタバコを模した電子タバコみたいの吸ったことあったっけ。10年くらい前ですが、使い始めて15分後にはゴミ箱に入ってました。

単品だとバッテリー容量が少ないのですが、それは超コンパクトなボディとのトレードオフなのでしょうがないのでしょう。それを補うのが今回キットとなっているPCCの存在です。これがあることによって運用がだいぶ楽になること請け合いです。

PCC

サイズ：28.5×35.5×71.5mm
バッテリー容量：2300mAh

iCareがスマホだとすると、PCCはモバイルバッテリーという立ち位置になります。サイズもちょうどよく、バッテリーも1年くらい前に主流だった18650バッテリーくらいの容量があります。ということはiCare本体の約７倍ということになります。ステキじゃないですか。

開封

付属品

１×　iCare Mini本体
１×　PCC
２×　1.1Ωコイル
１×　USBケーブル
１×　マニュアル

あとはリキッドだけ用意すれば電子タバコが完成します。お手軽だね！！お手軽だね！！

VAPE業界も今や「お手軽」だけで売れるようなものではなくなってきたようです。安くて優れたスターターも多く出ていますし、何かに特化していなければ新商品たちに埋もれてしまうような印象です。しかしこれはお手軽というだけではなく、それ以外にも大きな付加価値を持っています。

･････今から電子タバコを始める人ってとても恵まれていると思います。私は電子タバコを始めて659日目になるのですが、その頃と現在では商品の数が雲泥の差です。歴史が浅いからとはいえ、成長が早すぎて私もついていくのがやっとです。というか温度管理機能の登場あたりからついていけていません。

詳しく

幅はあるのですが、薄いのです。

ビッグスケールのきしめんみたいになってます。きしめんで思い出したけども、最近、一本うどんで一笑いしましたのでシェアします。皆さん一本うどんって知ってますか？

これね、ふざけてるのかと思ったんですけど、ガチなんですって。

むしろガチだってことが逆にウケる。

ここから空気を取り込みます。とても小さいので吸い心地が重めということが推測されます。こういうミニマムオールインワンタイプは爆煙タイプではないものがほとんどですしね。

吸い口。穴が二つありますね。一つはミストが出てくる穴。もう一つは吸っていることを感知するところです。ここを塞ぐとスイッチも入らず吸うこともできず、ただただ変な物体をチューチューしてるだけになりヤバイです。ビジュアル的にヤバイです。

裏にはUSB挿入口があります。上下の金属はPCCと接続する役目を担っています。

そして超控えめなロゴ。今気付いたのですが白いパーツのバリねｗｗ拡大しちゃってごめんてｗｗ

バラす

吸い口をパコっと外しますと、このようになってます。

触るなと言っている部分は上のシリコンらしきゴムのこと。これ、フリではなく本当にいじらないでください。

破損します。

出っ張ってる棒を抜くのですが、先ほど外した吸い口の裏側の真ん中に四角い穴があります。

その穴にこの棒をズッポリ挿入することできますので、ヌルっと入れます。

入っちゃいましたね。なんだか官能的で神々しいです。

そして反時計回りに回して抜きます。

はい抜けました。この鉄の棒なのですが、吸い口側寄りに丸い穴がポツポツ開いている丸いパーツがエアフローコントロールです。ここで吸い心地の調整をします。手で回せますのでお好みで調整してください。

そしてこの棒は、このままだと機能しません。

こいつを使います。ここでリキッドを気化させるわけですねー。じゃあOPENしてー。

先ほど抜いた棒の先端にクルクルまわしてセットします。

はい。

この先端に取り付けたコイルは消耗品です。味に違和感を感じたり焦げたような感じがしたら交換しましょう。購入の際は交換コイルも同時に購入されることをお勧めします。

これで棒のセッティングは完了。

リキッドを入れる

リキッドを入れます。

この窓の真ん中らへんに白い横線があると思いますが、これがMAX線なのでこれ以上入れないでください。

上からこうやって垂らせばOK。

横線よりちょっと下ですが、ここまで入れました。

で、さっきの棒をここに挿入します。手順はバラしたときの逆なので、上下を間違えないようにして挿入してクルクルして締め上げてしまいましょう。

画像のように、入れた棒の体積によってリキッドの水位があがってます。

で、吸い口をセットして完成！！お疲れさまです！！Yeah！！

吸い方

くわえる
吸う
吐く　　以上

ホントにこれだけです。なにせオートスイッチ機能を搭載していますからね。

吸えば電源がONになり、吸い終わればOFFになる。ボタン操作が一切なく、操作は「吸うだけ」です。これ以上シンプルなものはないでしょう。

充電のタイミング

吸っているときにリキッドが入ってるタンク部分の色でバッテリー残量を判断できます。

緑･･･100～16%

黄･･･15%～6%

赤･･･5%以下

いやいや緑よｗｗおまえもうちょっと早く黄色に出番まわせやｗｗ

PCC

これが充電ドックとしてもiCareのモバイルバッテリーとしても使えるPCCです。

容量としては18650バッテリーと同じくらいありますので、「iCareのバッテリーがすぐ切れんよ！！」という部分を解消してくれる良い奴。しかもiCareをドッキングしている状態でも使えるんですよ。素晴らしいですね。

この金メッキが施された部分からiCareに電気を送ります。

PCCの充電はこちらのmicroUSBコネクタから行います。

2300mAhと言ってもピンとこない方もいるでしょうが、普通に使っている分には一日持ってくれる容量だと思います。個人差が大きくでるので断言はしませんが。

iCare充電中

充電をするにはiCareの正しい向きがあり、間違って挿してもうまくささらないので、そういう場合は裏返して挿入してみましょう。

PCC充電中

使ってみた感想

ドロー

全開でもやはりタイト気味。絞ればいわゆるタバコ吸いも可能。しかし吸い口の形状的に思い切り吸い込みたい衝動に駆られます。あと、リコーダーを思い出します。

味

します。

ミスト

これが意外だったのですが、たくさーん吸い込めばけっこう出ます。

タバコを模したあのヘンテコな機械よりも出ます。

それがネックになる場合もあるので一概には言えませんが

けっこう出ます

運用

すこぶる調子いいです。本体はポッケ。PCCはカバンの中待機というフォーメンションが完璧。

充電したいときはPCCにセットしてそのままカバンへ。ただ、このとき振動や揺れでPCCから外れてしまう恐れがあるので、ゴムか何かで固定してあげたほうが安心だと思います。

あとは置き場所に困ることがある運転中なんかはちょうどいいですね。

くわえタバコならぬくわえVAPEは可能か

ギリギリ可能。ただし、長時間は現実的ではない。という印象です。

唇だけでくわえるにはけっこう唇に力が必要です。噛むほうが保持しやすいです。

が、吸い口がプラスチックなのか樹脂なのかわからいですがいかんせん硬いので、噛み心地は良くはないです。ヨダレも出てきますし。

結果、「吸うときにだけ手で持って吸う」ということになると思います。

こんなシチュエーションで活躍

【自動車の運転中】リキチャなんかもってのほかだし、タンクはカーブで横になっちゃって割れたり漏れちゃうかもしれないからイヤ。
【スノボ】喫煙所に行ったもののコケてタバコが濡れてたり、ライターに火がつかなったりしてイライラするよね？するよね？そんな時はジップロックに入れたiCareがさいつよ。コケた衝撃で壊れる可能性はこの際無視。
【良い感じの子とデートの時】スタビやらハイブリッドやら見た目が尋常じゃないやつよりもたぶん受け入れられやすい。薔薇の香りがするリキッドとかなら雰囲気も良くなっちゃうね。「ほら、アロマディフューザーだよー」と言いながら顔に吹きかけてあげると「やだぁー潤うー」って喜ぶかもしれない。
【スイッチがあると訳が分からなくなる人】スイッチがある電子タバコを使いこなせない人とかにもグッド。ウチのおかんとか。そういえばアイコスあげたけど全然使ってないんですよね。これあげようかな。