「GUARDIAN SUB KIT by SMOK」スターターレビュー

手に持っているだけで「ただ者じゃない感」を醸し出せるスターターを見たことがありますか?

僕はありません。この子を見るまでは。

なかにはこういった形のスターターを心待ちにしていた方もいるのではないでしょうか?

GUARDIAN SUB KIT

by SMOK

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はい、どーん!!パイプ型です。

スターターと言えばペン型やBOX型が9割以上を占めているこのスターター界隈では、もはや異色ともいえる存在。

それがこのパイプ型です。

とくにスターターと銘打っているわけではないのですが、セット内容からするとスターターと言えるぐらいのレベルでしたのでスターターとしてご紹介していこうと思います。

VAPEは喫煙系ジャンルの趣味であるにも関わらず、なぜこんなにもパイプ型が出てこなかったのかが不思議なくらいです。男なら一度は憧れていた頃もあったのではないでしょうか。憧れとまでは言えないけど「激シブゥ!」「ダンディズムゥ!」と思ったことはあると思います。あると思います。

沈黙を破り、ここにパイプ型スターターが誕生したことを喜びましょう。

厳密に言うとSMOKからは過去にパイプ系がリリースされたことはありましたが。

開封

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一式入ってます

  • 1×本体
  • 1×ヘルメットタンクアトマイザー
  • 1×eGo充電ケーブル
  • スペアパーツ
  • 1×0.4Ω ヒューズドクラプトンデュアルコア(プレインストール)
  • 1×0.4Ω ヒューズドクラプトンデュアルコア
  • 1×ユーザーマニュアル

あとはリキッドだけ用意すればすぐにVAPEができます。さすがスターターキット。もはやスターターキットのレビューのときには言わないことはないだろうこの謳い文句。

スペック

Gurdian Sub(本体)

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  • 素材:ABS樹脂+ポリカーボネート
  • 重量:179.2g
  • バッテリー容量:1900mAh(内蔵バッテリー)
  • 許容抵抗値:0.2Ω~2.5Ω
  • 保護機能:短絡(ショート)保護、12秒カットオフ(12秒で自動停止)、バッテリー容量低下警告

保護機能もベーシックなものを装備しているので、初心者にも安心です。自動停止まで12秒というのは少し長すぎな気がしないでもないですが。

バッテリー容量としては普通レベルでしょう。内蔵なのでバッテリーの交換は原則できません。

手にとって見ればわかりますが、これは木製ではなく木目はプリントものです。

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アトマイザー接続部。ポジティブピンはスプリングのようです。

24.5mmなのでなかなか広いアトマイザーマウントです。ツライチに合わせるにはアトマイザーを選びますね(*^ω^*)

多くはMicroUSB充電ですが、こちらはここ↓を充電に使います。

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ここに同梱の充電ケーブルをアトマイザーと同じ感覚でセットします。当然ですがアトマイザーを外さないと充電ができないので、充電しながらのVAPEはできません。できたとしても充電しながらのVAPEはおすすめできませんけども。

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充電中はスイッチ部が赤く光ります。真ん中が黒いのでなんだか目玉みたい。

クルタ族の緋の目はこんな感じだったのでしょうか?という思いがふと頭をよぎりますよね。そういえば、キメラアント編ではもう少し幻影旅団が絡んでくれたらもっと楽しかったと思わざるをえません。しかしキメラアント編は本当に涙腺ぶっ壊れるから閲覧注意です。

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この小さい穴はガスの抜け道であるベントホールです。ベントホール!!

Helmet Tank(アトマイザー)

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  • サイズ:24.5×45.5mm
  • 重量:55g
  • 素材:ステンレススチール
  • リキッド容量:2ml
  • 510規格スレッド
  • トップフィル機構
  • トップエアフロー

トップエアフローが良さそうです。タンクだとボトムエアフローよりもエアフローのほうが漏れにくいというのが一般的な考え方のようですしね。

トップフィルも搭載していますが、これについてはもはや説明は不要でしょう。とにかく楽です。

一部では「トップキャップを外すと気圧の関係で供給過多になり漏れに繋がる」と言われています。そういった話にはついていけないので軽くスルーしてます。

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バラすとこんなパーツ構成になっています。

トップキャップはチャイルドプルーフ構造になっているので、リキッド容器のキャップのように下方向に押しながらまわすと開きます。知らないとなかなか気付けないんですよねコレ。

そしてエアフローの調整機構にもなっているので、押しながらではなくただクルクルさせればエアフローの調整ができます。

クリッとクリック感があるところがエアホールが最大の位置ですね。最大だと割と軽く吸い込めるくらいです。死ぬほどスカスカというわけではありません。

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クラプトンの部分が見えますでしょうか?ワイヤー全体ではなくコイルの真ん中だけクラプトンになっています。

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タンクは2mlの容量で、「リキッドはここまで」というラインが印してあります。爆煙志向の割には少なめといったところでしょうか。

こいつのいいところは、上からダバーッとリキッドを入れる簡単方式なので楽チンです。image

ダバーッ

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説明のしようがなくて写真をただ貼るだけの作業をしてしまいました。

これにてアトマイザーのセッティングは完了です。

あとはアトマイザーを本体に装着すれば

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はいドーンッ!!!(画像2回目)

使ってみる

まず電源のON/OFFはファイアボタンを5回クリックなのでかんたーん!!

そして持ち方がすごく・・・難しいです。パイプを嗜んだことがないので持ち方がわかりません。

ファイアスイッチがタバコ葉をイメージしてるっぽい形状だというのと、赤く光るっていうのが相まって

火種に親指突っ込んでいるようにしか見えない

そしてほとばしるミスト

クラプトンだけあって「この見た目でこのミスト量かよ」ってくらい出ます。知らない人が見たら

火種に親指突っ込んでパイプしてるだけで驚きなのにアイツの口から出る煙の量が尋常じゃない

って絶対思われる。ドトールなんかでやったら間違いなく動画を掲示板に晒される。

そういう見た目の話は一旦置いといて

立ち上がりは良好で、ミストの質は若干の荒さを感じるものの、量は先述の通りかなり出ます。味については特別うまいと感じるものでもないですが、スターターとしての及第点レベルではあります。

ただ、MODがこの形状なので、置いておく手段がなければ横にすると思うんですが、横にしてうっかり二日くらい放置しておくと漏れてきます。運用面についてはそこが注意です。

このスターターを買う人はたぶん見た目に惹かれて買うでしょうから、アトマイザーの性能は二の次になると思うのですが、なかなか良いアトマイザーですよ。爆煙タイプなのは否めませんが。0.4Ωというサブオームにクラプトンですから爆煙は避けようがないです。

もしタイトドローがいいよって人はお手持ちのアトマイザーに変更することをオススメします。ただ22mm径のアトマイザーだと段差が少し発生するので注意してくださいね。

総評として

パイプ型のスターターが欲しいのであれば大いに買う価値アリ、パイプ型は別にそんなに・・・という方は買う必要まったくなし。

見た目のインパクトが欲しい方や大人な嗜みをしたい方向け。

パイプルックな長~いドリップチップを買って装着したら、たぶんすごい格好いいです。

買おうと思って探してみたら国内で取り扱っているお店は売り切れでした。。。ストレートのはあったんだけども、湾曲したタイプのがいいの。。。

 

【提供】rockmevape(リキッド一本から送料無料ですってよ)